Soundcore Life Note 3S レビュー!徹底解剖|デザイン&音質|使い勝手|比較も

ANKER Soundcoreから初のインナーイヤー型イヤホンが登場した

ANKERサウンド × インナーイヤー型の相性に、僕はおどろいたんだ

03earphone #003
Soundcore Life Note 3S

毎日の暮らしを楽しくする「ライフガジェット」を紹介しているLifeDIYのセガミです。

セガミっす!
セガミっす!

記事をご覧いただきありがとうございます‼

今回はAnkerのオーディオブランドから発売された初のインナーイヤー型「Soundcore Life Note 3S」を紹介したい。

APPLEのAirPods 第3世代購入からはじまった、連載企画|インナーイヤー型イヤホン比べ「03earphone」の3回目です。

こんな人に役立ちます

・耳栓タイプのイヤホンが合わない、長く使えない
・BGM的に「ながら」で音楽を楽しめるイヤホンを探している
・1日中使っていても疲れないイヤホンを探している
・安くて音のいいインナーイヤー型を探している

そんな人にオススメできるインナーイヤー型イヤホン「Soundcore Life Note 3S」を①デザイン(音質含む)②使い勝手 ③比較(AirPods第3世代 / SOUNDPEATS Air3)と3つの視点でお届けしますー。

是非、最後までお読みください。

Life DIYとは

ライフガジェット投資家|セガミシンゴが、自ら投資した「これは価格以上に暮らしをより良くするライフガジェットだ!」と認定したものだけを集めた投資レポート集です。

まずは、結論からどうぞ!


評価|Soundcore Life Note 3S

総合評価8.0 / 10

Soundcore Life Note 3S ¥6,990-

○長時間着けても楽なインナーイヤー型

○低音から高音までしっかり鳴る音質

○強いイコライザーでの好きな音色に

○アプリの使いやすさが最強レベル

×対応コーデックが少ない

×ケースが傷つきやすい

7.5

高音

8.0

中音

8.5

低音

8.5

装着感

9.1

使い勝手

9.0

コスパ度

Soundcore Life Note 3Sの製品仕様・スペック

Bluetooth5.2再生時間イヤホン単体:5時間
ケース込み35時間
コーデックSBC,AAC充電時間イヤホン約1.5時間
充電ケース約3時間
ドライバー13mmダイナミックドライバー充電端子USB-TypeC
アプリあり(秀逸)重量イヤホン片耳:約4.3g
ケース込み:約59g
ノイズキャンセリングマイクのみノイズリダクション防水・防塵規格IPX4
外音取り込み無しゲームモード有り
自動装着検出機能無し保証18ヶ月(最大24ヶ月)
マルチポイント無し価格¥6,990-
セガミの目
セガミの目

ハイコスパなイヤホン。普段使いしやすいバランスが凄いのよ

Soundcore Life Note 3S

Soundcore Life Note 3S 買った理由

Soundcore Life Note 3S 買った理由は、AirPods3の代わりとなるコスパなインナーイヤー型イヤホンとして選んだ。

AirPods第3世代を購入してからハマったのが「インナーイヤー型イヤホン」の魅力だ。

しかし、AirPods第3世代を多くの人にオススメするには高いんだよね。23800えん。

それならば、AirPods3の代わりを探そうと、価格がバグっているインナーイヤー型イヤホン探し」をしていた!

そんな時、イヤホン界のコスパ王。ANKERのSoundcoreから初のインナーイヤー型イヤホン「Life Note 3S」が登場!

試さずにはいられん!と発売日に購入。

コスパ × 使い勝手の良さに定評のあるANKERならではのインナーイヤー型ってどうなの?

レビューしていきましょー

Soundcore Life Note 3Sのインナーイヤー型とカナル型の違い

Soundcore Life Note 3Sはインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン。耳栓のような「カナル型」ではなく、イヤーチップのないAirPodsと同じタイプ。

カナル型は数多くリリースしてきたSoundcoreが、満を持して発売したのがこのインナーイヤー型!違いをサクッと理解しておこう。

SOUNDPEATS Air3のインナーイヤー型とカナル型の違い

カナル型(左)がイヤーチップを耳の中に入れるのに対して、インナーイヤー型(右)は、耳の穴の前に小さなスピーカーを置くようなものだ。

インナーイヤー型のメリットとデメリット

○メリット
周りの音が聞こえる
装着しやすく、取れやすい
高音の抜けがいい
長時間使用でも耳が楽

×デメリット
周りの音が聞こえて没頭しにくい
取れやすい
低音が弱い
音漏れの可能生
商品ラインナップが少ない

集中するならカナル型がオススメ。

・周りの音も聞こえていたい。

・カナル型(耳栓タイプ)が苦手。

・長時間使用したい。

という人はインナーイヤー型(紹介しているイヤホンのタイプ)がオススメだ。

セガミの目
セガミの目

時代はインナーイヤー型だと思う。けど、選択肢がマジですくないんよ


「Soundcore Life Note 3S」を買う前に知っておきたい「3つの視点」

①デザイン(音質含む)
②使い勝手
③比較(AirPods第3世代 / SOUNDPEATS Air3)
と3つの視点で渾身レビューをお届けしますー。

①デザイン|ANKERらしい「使いやすい」という最強さ!

Soundcore Life Note 3Sのブラックはシンプル&ミニマムなデザイン。オフホワイトとブラックと2種類選べたが、ブラックを選択した。

シンプル&ミニマムなデザインが好みなので、オフホワイトとブラックと2種類選べたが、ブラックを選択した。

Soundcore Life Note 3Sのオフホワイトは、ミニマムなブラックと違い、ゴールドがアクセントの華やかなデザインになっている。
www.ankerjapan.comより引用

オフホワイトは、ミニマムなブラックと違い、ゴールドがアクセントの華やかなデザインになっている。

パッケージ&内容物|シンプルな3点セット

Soundcore Life Note 3SのパッケージはいつものANKERらしいブルーを基調としたパッケージになっている。

箱はいつものブルーを基調とした「Anker」デザイン。

Soundcore Life Note 3Sの内容物は、イヤホン、本体、USB-Cケーブル、説明書類と3点セットのみでシンプルに。インナーイヤー型なので、イヤーピースが無いのもシンプルな理由です。

内容物は、イヤホン、本体、USB-Cケーブル、説明書類と3点セットのみでシンプルに。インナーイヤー型なので、イヤーピースが無いのもシンプルな理由です。

充電ケース|質感もあるが、傷つきやすい

Soundcore Life Note 3Sの充電ケースは質感もあり良い。傷つきやすいという点は気になる

非光沢でマット加工した、ころんとした丸みのある四角いケース。Soundcoreのロゴも箔押し的に入っている。高級感は無いが、安っぽいわけではなく、ちゃんと質感もありよい。

握りやすく、開け閉めもしやすいので、着け外しの時に落とさなそうなのはいいよね。

少し大きめの部類に入る充電ケース。Air Podsのケースと比べると横幅は同じぐらいだが、縦が少し大きく、厚みが随分と違う。

おなじぐらいの大きさやん!とおもわせつつー
厚みは全然違うんだよね。

ポケットに入れることはできるが、存在感はありそう。

セガミの目
セガミの目

2週間ほど使った結果、ケースは傷がつきやすいかな、、

出し入れ|かぱっと開いて、パッと取れる = 楽!

AirPodsは引き出して出す。刺して入れる。ちょっと面倒、、

AirPodsは引き出して出す。刺して入れる。ちょっと面倒、、

出す、戻すは、上からではなく、表からフタを開けて乗せるタイプ。AirPodsのような引き出す・刺すタイプより、掴む・置くタイプの方が出し入れしやすくて好み。

Soundcore Life Note 3Sのイヤホンは出しやすくしまいやすい
取りやすい!
Soundcore Life Note 3Sのイヤホンは出しやすくしまいやすい
入れやすい。

着けやすく、戻しやすいように、ドライバーは内向きに収納されている。取ってそのまま向きを変えずに装着できるのは地味に毎日使っていて楽ですな。

イヤホン本体|シンプル&控えめなロゴがよい

Soundcore Life Note 3Sのイヤホン本体はロゴも控えめでシンプルで良い!

スティックタイプのデザインを採用しており、ステム部分の長さはAirPods第3世代とほぼ一緒。

ブラックはロゴも同色プリントなので、目立たなくシンプルそのもの。

オフホワイトは、スティック部分がゴールドで、ブラックとはまた違う雰囲気。

セガミの目
セガミの目

質感は割と好きだなー

装着時|おっさんでも大丈夫!なシンプル

装着時はこんな感じ。イヤーピースがないので耳の中に置く、掛けるといった感じだろうか。

装着感|数時間ならまったく気にならん

Soundcore Life Note 3Sの本体イヤホンを横からみたもの。丸みとくぼみが耳にググッとフィットする
丸みとくぼんでいるところが耳にグッと入って安定しますわ

現在、8種類ほどのインナーイヤー型イヤホンを持っており、比べてみたが、Soundcore Life Note 3Sの装着感はいい部類に入ります。

トータル20時間ぐらい使用して感じたことは、僕の場合には、耳が痒くなったり、疲れたりということは無かった。片耳4.3gという軽さもあり、1日数時間づつ使っていたのですが、本当に楽でした。

外でも歩いたり、走ったりしてみましたが、耳から外れたりすることは無かったです。

自分の耳に合う、装着感が高い人だったら、ジムやランニングなどにも使えるのではないだろうか

防水性能|ちょっとした雨や汗でも大丈夫

Soundcore Life Note 3Sの防水性能はIPX4なので、多少の雨や汗なら安心して使えるレベル

Soundcore Life Note 3Sは防水等級IPX4。

ジム使用時の汗や突然の雨など、ちょっと水に濡れても大丈夫な防水性能を持っていいます。IPX4はAirPods第3世代と同じですね。

IPX4とは

あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない。

IPX4の定義は「水の飛沫を受けても有害な影響を受けない」なので、Soundcore Life Note 3Sはスポーツ中に汗で濡れてしまう。当然の雨で濡れてしまうぐらいなら安心して使えます。

初期ペアリングの方法

Soundcore Life Note 3Sの初期ペアリングの方法。ケースからイヤホンのシールをを取り外し、一度ケースに入れてから出せば、ペアリングモードになるので、スマホなど接続側のBluetooth設定から「Soundcore Life Note 3S」を選択すれば大丈夫。

ケースからイヤホンのシールをを取り外し、一度ケースに入れてから出せば、ペアリングモードになるので、スマホなど接続側のBluetooth設定から「Soundcore Life Note 3S」を選択すれば大丈夫。

違う機器で聴きたい時は、ペアリングされている機器のBluetooth設定から「ペアリングを解除」をタップして、新しくつなぎたい機器側のBluetooth設定からタップすればOK。

基本最後に使用していた機器と次回ペアリングされます。

一度つないでしまえば、わりと簡単に接続されますよ。さすがBluetooth5.2。

同時に2台ともにペアリング状態となっている「マルチポイント」には非対応となっており、これがあったらマジで楽だったのにと思う。

音質|ANKERらしさ×インナーイヤー型=聴きやすい音質やん!

Soundcore Life Note 3Sの音質はANKERらしさがインナーイヤー型イヤホンで聴きやすくなった感じ。
Soundcore Life Note 3Sの音質はANKERらしさがインナーイヤー型イヤホンで聴きやすくなった感じ。

大型の13mmドライバーによる迫力ある低音に加え、Anker独自技術のBassUp™️テクノロジーを搭載し、パワフルかつ鮮明な音質を実現しました。

Soundcoreプレスリリースより


音質については、プレスリリースにこのような記載があり、どんな音なのかを楽しみにしていた。

ANKERサウンド×インナーイヤー型というグッドバランス

Soundcore Life Note 3Sの音質はANKERらしさがインナーイヤー型イヤホンで聴きやすくなった感じ。

期待よりもずっと良い音だった「Soundcore Life Note 3S」の音質。

元々ANKERのSoundcoreは低音&高音強めのドンシャリサウンド。音の傾向としては元気で楽しいけれども高音が少し刺してくる感じもあった。

が、インナーイヤー型イヤホンは元々「低音が弱い、高音の抜けがいい」という特徴があるため、低音が強い傾向が、ちょうどいい具合に。高音も刺さる感じが弱まったような。

ANKERの音作り ×インナーイヤー型イヤホン = 聴きやすい

となったというのが僕の見解。

やんちゃだったアイツが、年を重ねて少しやさしくなった!

そういう感じっすよ

暮らしにフィットする元気な音。イコライザーで好みの音に。

ごめん、、わかりにくいと思い直し、音質の細かいレビューを

総合音質8.0 |高音7.5 / 10|中音8.0 / 10|低音8.5 / 10

総合音質8.0|元気で音が濃い。オールマイティ。

○元気でハッキリしている音。
○聞きやすく、音楽はもちろん動画やゲームにもオススメ

×やや分離感が弱く音が固まって聞こえる
×クリア感に欠け、ディテールがザラッとしている

・高音7.5 / 10|適度な響きはあるが、クリア感に欠ける
・中音8.0 / 10|低音にやや埋もれているが、アプリで調整すれば○
・低音8.5 / 10|しっかり量感たっぷりでインナーイヤー型とは思えない

低音から高音までちゃんと鳴っていてるが、中音域〜高音域がやや弱い。これは、アプリのイコライザーで調整すると補える。強いと感じる音域を弱めて、弱いと感じる音域は上げてみると、かなりいい音になる。

BGMとしてながら聴きするのはもちろん、音楽をじっくりと楽しむことのできる音質になっているのが、この価格帯×インナーイヤー型と考えるとスゴいと思う。

音質どうなのかな?と気になる人には「ハイエンドイヤホンと比較すると差はあるが、普通に聴いて普通に楽しめる音。価格から考えるとコスパな音質」と伝えたい。


②使い勝手|秀逸アプリの使い方で満足度が倍増するぞ!

セガミの目
セガミの目

Soundcoreはアプリが使いやすい!こんな体験が待ってますぞ!

アプリの使用方法|操作設定とイコライザーがポイント!

使い勝手をどれだけ良くできるかは、Soundcoreのアプリの使い方次第。特にここでは毎日を快適に、楽しくしてくれる「タッチ操作設定」と「イコライザー設定」について紹介したい。

まずはアプリのダウンロードから

スマホのアプリストアから「Soundcore」アプリをダウンロード。アプリを起動して、イヤホンと接続して設定していきましょう!

タッチ操作|カスタマイズで使いやすく

基本操作は、イヤホンのロゴ部分をタップすればOK。感度は高すぎず、シビアすぎず、適度。シングルタップと長押しは使いやすい。

Soundcore Life Note 3S|タッチ操作基本設定

操作項目LR
1タップ音量ダウン音量アップ
2タップ次へ(曲送り)再生 / 一時停止
操作項目L or R 共通
2タップ通話に出る
2秒長押し①電話を切る/着信に応答しない
2秒長押し②ボイスアシスタント起動

ダブルタップはかなり認識が悪いので、アプリ側の操作のカスタマイズでよく使うものをシングルと長押しに変更した方が使いやすいです。

Soundcore Life Note 3Sのアプリにあるコントロール(操作設定)画面。カスタマイズ性が高くてよい!
タッチ操作のカスタマズ画面、1タップ、2タップ、長押しと割り当てていく僕は↓のようにデフォルトからカスタマイズをして使っている

僕のタッチ操作設定はこちら

操作項目LR
1タップ再生/一時停止再生/一時停止
2タップ戻る(曲戻し)次へ(曲送り)
2秒長押し音量ダウン音量アップ

タッチ音ON/OFFも設定可能

タッチ音も初期設定はOFFになっているので、タッチした確認がしたい人はONにすることもできます。こちらのタッチ音、タッチからタッチ音までラグがあるので、タッチ音ONは少し微妙かもしれません。

イコライザー|音の変化が凄い!からこそ使い方でもっと楽しめる!

Soundcore Life Note 3Sのアプリの特色はなんといってもイコライザー。プリセットはなんと22種類と豊富。推すだけで楽しい!

アプリで主に使用するのは、イコライザー。音質を自分好みにしたり、ジャンルに合わせたり、気分で変えたり。特にこのイコライザーがSoundcoreのアプリは秀逸だ!

他社アプリでは、音質の変化が気持ち程度のものもある中で、Soundcoreアプリのイコライザーはかなり音質が変化できる。激変すると言っても過言でもない。

22種類のプリセットから気分に合わせて!

Soundcore Life Note 3Sのアプリの特色はなんといってもイコライザー。プリセットはなんと22種類と豊富。推すだけで楽しい!

Soundcoreアプリのイコライザーの凄いところは「22種類のプリセット」にある。良くわかんなくても、適当にタップするだけで、好きな音色や、聴いている音楽ジャンルにあった音質へと変化することができる。

まずは、このプリセットでお気に入りのイコライザー設定を見つけて、そこに「もっと低域を足そう」とか「ボーカルをもっと聴きたいから中音域をUP」とかしていくといいと思う。

やり方は簡単、お気に入りのプリセットの右上にある「カスタム」をクリックして調整し、任意の名前を付けて保存するだけだ。

セガミの目
セガミの目

ぽんってタップするだけで「おっ‼」と変化する音。単純に楽しい!

Soundcore Life Note 3Sのアプリのイコライザーはプリセットからのカスタムができるのがいい。

ーカスタムイコライザーで自分の音色にチューニング!

プリセット → プリセットカスタマイズに慣れたら、カスタムイコライザーでより自分好みの音を探すのもいいかもしれない。

低域から高域まで8つの音域 × 12段の調整が可能。細かく設定していくと「これこれっ!」と嬉しい音が見つかる。

Soundcore Life Note 3SのアプリにあるカスタムEQは操作しやすい
「BASE」と名付けているイコライザー設定。聞き疲れしないように、長時間聴く用に低音下げで中〜高音域を上げている

僕は、BASE、EDM、VOCAL、ACOUSTICと4つのカスタムイコライザーを作って楽しんでいる。

セガミの目
セガミの目

お気に入りを作っておくと、気分や曲のジャンルに合わせて選べるのがいいよね。

他のアプリでできることにも軽く触れておこう。

ゲームモードや睡眠モードも使える

映像と音声の遅延を少なくする「ゲームモード」は、音ゲーなどでは難しいが、動画視聴などにはONにすれば快適に楽しめる。

面白いのがこの睡眠モード!雨音、鳥のさえずり、波音など11種類のヒーリングサウンドを自分でミックスすることができる。寝る前に使うことはないけれど、集中するための環境音として使っている。

Soundcore Life Note 3Sのアプリにある睡眠モードはフォーカス用ミュージックとしての使用もお勧めしたい
セガミの目
セガミの目

フォーカスミュージックとして利用はかなりオススメ。集中できるんすよコレ!

アレッ落ちた。。見つからねー。。にも安心を

完全ワイヤレス イヤホンの宿命とも言えるのが「落とすこと」「見当たらないこと」だと僕は思う。イヤホンを探す機能は、最近のアプリ対応イヤホンでは増えてきている。

基本的には2つの方式があって①デカい音が鳴る ②GPSや地図をつかって探す というもの。これは①のデカい音が鳴るやつ。「着けようと思ってコロコロ転がり見当たらねー」みたいな時に使えるよね。

アプリのファームウェアの更新も地味に期待

ファームウェアの更新もできるため、バグの修正や機能UPなども見込めるのでアプリのあるものの方がオススメ。イヤホンによっては、

マイク性能|マイク使用優先じゃなければOK!

リビングにある仕事場所。基本ここ2年以上在宅です。

在宅勤務だけではなく、オンライン会議が増えている現在、イヤホンに大事な要素として「マイク性能」がある。

Soundcore Life Note 3Sのマイクは片耳2基、左右合計4基のマイクを装備。
マイクにはノイズリダクション機能が入っているため、声をクリアに届けられる。らしい…

本当にそうなのか実践してみた。

室内 × 静か = 通話・ミーティング共に使える

室内×カフェ等=通話・ミーティング共にやや厳しい


静かな場所では通話・ミーティング共に使えそう。

カフェやシェアオフィスなど周りに音がある場合にはノイズが少し低減されている感じ。

普通に使えるけど「イヤホンのマイク性能を優先したい」人には、Jabra(ジャブラ)などヘッドセットを作っている会社のものなどをオススメしたい。

充電&バッテリー|ワイヤレス充電対応もついているのがいいよね。

Soundcore Life Note 3Sの充電ケースにはパッテリーの残量表示もキッチリついてる
バッテリー残量表示もキッチリついてる

Soundcore Life Note 3Sの充電方法

充電はケースの背面にあるUSB-Cを使った有線による充電に加えて、価格的には付いていない機種も多いワイヤレス充電にも対応。充電パットがあれば、乗せるだけで充電で楽ちん。

充電時間
バッテリー0%の状態で、イヤホンが満充電まで約1.5時間。充電ケースが約3時間で満充電可能です。

充電パットの場合には充電速度が遅く、ケースで+30分必要。急ぎの場合には有線による充電にしましょう。

バッテリー(連続使用時間)

毎日使う上で気になるのがバッテリー持ち。Soundcore Life Note 3Sはイヤホン単体で5時間、 ケース込みで35時間となっています。

イヤホン単体では、標準的なバッテリー持ち。ケース込みの35時間は、やや長い方でしょうか。ケースの大きさ・重さに比例するところがあるので、厚みのあるケースの恩恵と言えるかもしれません。

ハードに使う方じゃなければ、1週間に1度充電すれば十分なバッテリー持ちがありますね。


Soundcore Life Note 3Sのまとめ

ここまでSoundcore Life Note 3Sの「デザイン」「使い勝手」という2つの視点でレビューしてきた。3つ目の視点「比較」に入る前に一度まとめておこう!

装着感が軽く長時間使用が楽。ながら使用のしやすい。というインナーイヤー型イヤホンの特性に加えて、元気な音 × 秀逸アプリで日常使いに本気でオススメできるイヤホンになっている。

総合評価8.0 / 10

Soundcore Life Note 3S ¥6,990-

○長時間着けても楽なインナーイヤー型

○低音から高音までしっかり鳴る音質

○強いイコライザーでの好きな音色に

○アプリの使いやすさが最強レベル

×対応コーデックが少ない

×ケースが傷つきやすい

7.5

高音

8.0

中音

8.5

低音

8.5

装着感

9.1

使い勝手

9.0

コスパ度

これから比較する「価格差のあるAirPods第3世代」と「同価格帯だが音質の異なるSOUNDPEATS Air3」も見てもらった上で検討するとより満足度の高い選択になると思う。

セガミの目
セガミの目

さすがAnker。うわーやべーこの音!とかじゃないが、じわりと買って良かったと思わせるんよ

Soundcore Life Note 3S


③比較して分かる「Soundcore Life Note 3S」

ここからは、「Soundcore Life Note 3S」を検討する際に迷う人も多いであろう2機種と比べていきたい。
1つ目は、インナーイヤー型ではスタンダード、かつユーザー数も多いAirpods 第3世代。

そして2つ目は、同価格帯かつ前モデルが100万台のセールスを記録したSOUNDPEATS Air3だ。

それでは、いってみましょー

比較してみた!①「Soundcore Life Note 3S 」vs 「Airpods第3世代」

音は価格に比例する。

これはオーディオマニアの言葉だが、これはある程度正しい。

Soundcore Life Note 3S は¥6,980ー。Airpods第3世代は¥23,800ー。価格差は1万7千円弱ある。

そのため、機能面と音質面に差があることは事実。

でもね。

「Soundcore Life Note 3S」を買っても後悔はしないよ‼と自信を持って誰にでも言える。

けれど、、「Airpods第3世代」は言えない。。。

それは「どんな使い方をするか」「何を求めているか」によって¥23,800ー払う価値があるのかが変わってしまうから。

セガミの目
セガミの目

コスパ感が半端ない「Soundcore Life Note 3S」と使う人で価値が異なる「Airpods第3世代」の違いが難しいのよ!

○AirPods第3世代はレビュー!もしてます

AirPods 第3世代 レビュー!「10の視点」半年使用者による徹底解説

質問1「Apple好きですか?」の答えによってAirpodsの価値は半分になる!

最近イヤホンと同様にハマっているiPad Pro 。「仕事の7割をiPadで!」の挑戦も、もう11年目に突入。もちろん、AirPods第3世代のペアリングはiPadへもサッとつながり楽

Airpodsを使っていて感じた強み。それは「快適過ぎるペアリング」だ!ケースから出して、iPhoneやiPadに近づけるだけで「ハイ!つながったー」ってなる。

日々僕はiPhone / iPad / Macと5台のApple製品を併用しているため、端末間のペアリング切り替えにAirPodsだと圧倒的な楽さがある。価格の半分ぐらいは「楽なペアリング」に払っている感じだ。

これが、スマホはAndroidで、WindowsのPCだと「楽なペアリング」はもたらされない。「Apple好きですか?」にYESで、iPhone+αの台数ペアリングを日常的に切り替える人は、AirPods第3世代は価格に見合うものだと思うけれども、接続はiPhoneのみ、もしくはスマホはAndroidの人は、価格に対して得られるメリットが少ないかもしれない。

使ってる端末を聞いて、Android&Windows PCだった場合には、間違いなく「Soundcore Life Note 3S」を推すだろう。

質問2「着脱検知」必要?「マイク品質」気にする?

「Soundcore Life Note 3S」と「Airpods第3世代」のどちらがいいかを考える上で、「着脱検知」と「マイク品質」もポイントになる。

「着脱検知」とは耳からイヤホンを音楽などが自動で停止して、付けると再び再生となるもの。この機能が必要かどうか。

そして、通話やオンライン会議など「マイク性能」を気にするかという点だ。

「マイク性能」を比べて場合には、

電話をつくってきただけあって「AirPods第3世代」の方がクリアで聴きやすい印象。「Soundcore Life Note 3S」は使えるレベルではあるけれど、良いというレベルではない。

「着脱検知」いりますか?「伝える声の質」にこだわりますか?の答えによっても、どちらがオススメかが変わってくる。

僕個人的には、「着脱検知」はヘッドホンには欲しいけど、イヤホンにはいらない派。マイク性能については、オンライン会議の時はヘッドホン派なので、どっちも求めない機能ではある。

あなたはどうでしょうか。もし「いらない派」なら「Soundcore Life Note 3S」がいいかもしれない。

質問3「音質」を追求派?「Apple MUSIC」使ってる?

最後は音質についてです。

音って難しいと思うんですよ。

ひとりひとり同じ音でもきっと違う音に聞こえているし、音楽や動画など「音」にどのぐらいこだわるか。もあるし「好きな音」も人によって大きく違う。

なので、「Soundcore Life Note 3S 」と 「Airpods第3世代」の音質比較検討には、2つの問いを用意してみた。

価格から考える音質としては「Soundcore Life Note 3S 」は十分いい音!なので、ここから「どこまで求めますか?」という話っす!

音質求めますか?

「Soundcore Life Note 3S 」はどちらかと言うと元気な音。「Airpods第3世代」は自然な音。という違いがあると思う。音の解像度や輪郭などは「Airpods第3世代」は明らかに1クラス上。だけど、BGM的に音楽を聴く上では「価格差よりずっと小さい」と思う。

ただ「Airpods第3世代」×「空間オーディオ」は、全く別体験なので「Apple MUSIC」や「Apple TV」を契約しているなら「Airpods第3世代は高いけど、空間オーディオ楽しいからオススメ」と僕は言う。

しかし、「Apple MUSIC」や「Apple TV」を使っていないなら「Soundcore Life Note 3S はすげーコスパで、音もいいし、インナーイヤー型で疲れなくて最高だよこれ!」って勧めると思う。

「Soundcore Life Note 3S 」vs 「Airpods第3世代」まとめ

「価格差分の価値を感じる使い方なのか」が大事になってくる。それだけ、使い方で価値の変わる両者だと思う。

もし両者で検討しているなら
・Apple好きですか?
・「着脱検知」必要?
・「マイク品質」気にする?
・「音質」を追求派?
・「APPLE MUSIC」入っている?
この5つを自分に聞いてみよう!

どちらがいいか分かると思う。


「Soundcore Life Note 3S 」と「Airpods第3世代」の2機種は価格差が大きいため、比較検討に難しさがあった。

次の2台も、価格差がほとんど無いから難しいパターンですね。

どちらも基本オススメできる「インナーイヤー型イヤホン」ですよ。

それではどうぞ!↓↓

比較してみた!②Soundcore Life Note 3S vs SOUNDPEATS Air3

同価格帯に近い両イヤホン。主な違いを表で並べた上で、ポイントを書いてみたいと思う。

比較項目Soundcore Life Note 3SSOUNDPEATS Air3
音質○はっきり・元気やさしい・響きが心地よい
音質×解像度低め中音域が被る
再生可能時間イヤホン単体:5時間
ケース込み35時間
イヤホン単体:5時間
ケース込み17.5時間
コーデックSBC,AACSBC,AAC,aptX adaptive
アプリ対応有り(使いやすい)有り(アダプティブEQ有り)
自動検出機能無し有り
重量イヤホン片耳:約4.0g
ケース込み:約59g
イヤホン片耳:約4.0g
ケース込み:約33g
保証18ヶ月(最大24ヶ月)12ヶ月
価格¥6,990-¥5,000-前後

音質の違い|「はっきり」の3S 「やさしい」のAir3

Soundcore Life Note 3S と SOUNDPEATS Air3は、両者とも低音〜高音まで鳴る使いやすいイヤホンです。

音の傾向が違うため「どちらが良い悪い」というよりも「どちらが好み」になると思う。

イコライザーで両者調整できますが、元々の設計志向が違うのだと思う。

Soundcore Life Note 3S は、はっきり元気な音で聴きやすい。低音〜高音域までそれぞれの音がしっかりと聴き取れる。が、音の余韻・響きが少なめ。

それに対して、SOUNDPEATS Air3は音に包まれる。響きが心地よく、艶やかだ。音がはっきりしていない部分はあるが、響きや包まれる感覚とトレードオフとなる。

「はっきり」が好きですか?

「やさしい」が好きですか?

直感的に「こっちの音かな」で選ぶことをオススメしたい。

セガミの目
セガミの目

気分で選びたくなる両者。昼は3S。夜はAir3派かなー。

対応コーデックの違い|AACかaptX Adaptiveか

Soundcore Life Note 3S と SOUNDPEATS Air3を比較した時に、実は大きな違いがあるのが対応コーデックだ。

コーデック特徴補足
SBC標準的な音質・遅延ありワイヤレスイヤホンのほとんどが対応している
AACSBCより高音質
遅延が少ない
iPhoneで主に対応するコーデック
aptXCD音源相当の高音質
SBC AAC遅延が少ない
Androidで主に対応しているコーデック
aptX Adaptive高音質96kHz/24bit( 過去は48kHz/24bit)
低遅延の現行最上位のコーデック
Androidスマホの主にハイスペック機で対応
LDAC高音質(96kHz/24bit)・音質優先・標準・接続優先の3つのモードから選択ソニーが規格化したコーデック

これはiPhoneを使っている場合には、どちらともAACで接続されるため音質の差は基本的にはない。

でも、Androidのミドル〜ハイクラス機種を使っていて、aptX Adaptive対応の機種の場合にはハイレゾ級の音を「SOUNDPEATS Air3」なら聞ける。

音の輪郭というかクリアさが増すため、「SOUNDPEATS Air3」はより良い音で鳴る可能性を秘めているのだ。

iPohoneの場合には、「はっきり」した音の「Soundcore Life Note 3S」が好みか。 「やさしい」音の「SOUNDPEATS Air3」が好みか。で選べばいいと思う。

使い勝手の違い|ストレスフリーの3Sか。ミニマムなAir3か。

取り出しやすいケース。最大35時間の再生時間。秀逸なアプリ体験。やや大きめのケースという点を除けば「Soundcore Life Note 3S」を使う日々は、ストレスフリーで快適だ。

「SOUNDPEATS Air3」はポケットにも入れやすい。とにかくミニマムでシンプルなケース。必要十分な最大17時間再生。ケースから取り出しにくいという点は注意が必要だが、やさしい音質、響きに浸る楽しみがある。

セガミの目
セガミの目

ストレスフリーの3Sか。ミニマムなAir3か。どちらを選んでも正解さ!


今回紹介したライフガジェット
Soundcore Life Note 3S

Soundcore Life Note 3S

ANKER Soundcore 初のインナーイヤー型イヤホンは、音質、使い勝手共に、価格以上のものと仕上がっている。

カナル型(耳栓型)が苦手な人はもちろん、軽い装着感と秀逸なアプリで長時間使用者にとっても満足できるライフガジェットだ!


今回レビュー!した「Soundcore Life Note 3S」他にも、イヤホンヘッドホンのレビューをしています。

またiPadからタオルまで暮らしに関わるモノを紹介しているので、他記事も是非見てくださいねー。

合わせて読みたい!インナーイヤー型イヤホン記事

AirPods 第3世代 レビュー!

AirPods 第3世代 レビュー!「10の視点」半年使用者による徹底解説

SOUNDPEATS Air3 レビュー!

SOUNDPEATS Air3 レビュー!購入前に知っておきたい「9つのポイント」

Sabbat X12 Ultra レビュー|音質コスパが凄い!インナーイヤー型を徹底解説

Sabbat X12 Ultra レビュー|音質コスパが凄い!インナーイヤー型を徹底解説

EDIFIER W220Tレビュー |驚きの音質と最高の使い勝手。同価格帯との比較でも検証

EDIFIER W220Tレビュー |驚きの音質と最高の使い勝手。同価格帯との比較でも検証

こちらもオススメのイヤホン・ヘッドホン記事

AVIOT WE-BD21d レビュー

aviot we-bd21d アップ写真【 AVIOT WE-BD21d レビュー 】驚きの音質。豊かな響き。でも1万円以下のセミワイヤレスイヤホン

SONY MDR-7506 レビュー

SONY MDR-7506 レビュー|聞こえなかった音が聞こえる?世界標準ヘッドホンの実力とは

Bose QuietComfort 35 レビュー

【 Bose QuietComfort 35 ワイヤレスヘッドホン レビュー】音、付け心地、マイク性能、バランスの傑作