Sabbat X12 Ultra は Air Pods 第3世代の購入からはじまったインナーイヤー型イヤホン比べで購入したもの
どうしても音質が気になって購入したが、これがマジで当たりだったんだ。
03earphone ＃005
Sabbat X12 Ultra
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今回はSabbat X12 Ultraという完全ワイヤレスのインナーイヤー型イヤホンをレビューします。
AppleのAirPods 第3世代購入からはじまった、連載企画｜インナーイヤー型イヤホン比べ「03earphone」の5回目です。
・耳栓タイプのイヤホンが合わない、長く使えない人
・手頃な価格で音質のいいイヤホンを探している人
・インナーイヤー型で音質のいいイヤホンを探している人
・オンライン会議でも使えるマイク品質の高いイヤホンが欲しい人
今までレビューしてきたインナーイヤー型 ワイヤレス イヤホンをお伝えしつつ、今回レビューする「Sabbat X12 Ultra」を3つの視点で徹底レビューしていきましょー！
これまで4種類のインナーイヤー型イヤホンを比べてきました
現在、LifeDIYでは「03earphone」と題しインナーイヤー型イヤホン比べを連載中！これまで比べてきた4つのイヤホンは以下の4つ。軽く紹介を交えつつ、「Sabbat X12 Ultra」をレビューしていきましょう。
耳の穴にイヤーチップを入れて密閉する左のカナル型とは異なり、インナーイヤー型は、耳の穴の前に小さなスピーカーを置く開放型のイヤホンとも言うべきもの。
一番有名なのはAirPods！
低音域が出にくいという弱点があるものの、周りの音が聞こえたり、着けていて楽などといったメリットも高い。在宅勤務や会社、移動中に使いたいという人に今また人気が出てきている。カナル型（耳栓型）が苦手な人には一度試して欲しいタイプです。
AirPods 第3世代 |音質、使い勝手、体験と全てがアップデートされた鉄板インナーイヤー
価格：¥27,800-
総合評価9.0 / 10
3つの特徴
1.iPhoneをはじめApple製品との接続体験
2.低音から高音まで自然で心地よい音質
3.空間オーディオの楽しい体験
値上げで更に高く･･･。買ってしまえば満足度は高い！
Soundcore Life Note 3S｜ANKER初のインナーイヤー型イヤホンはハイコスパな仕上がり
価格に対して総合力が高い！間違い無いが、、あとひと味欲しい
SOUNDPEATS Air3｜音に包まれる心地よさと、最小クラスのコンパクトさ
とにかく、小さい軽い！音に包まれる体験が楽しい
ノキア(NOKIA) Essential E3103｜「ながら聴き」に超オススメ音質でサブイヤホンの主役に
BGM的に音楽を楽しんだり、動画視聴にはこの音はオススメ
紹介した中では、予算を考えない場合には、AirPods第3世代が一番満足度が高い。コスパ度はSoundcore Life Note 3Sや、SOUNDPEATS Air3か、今回紹介する「Sabbat X12 Ultra」になるだろう。
特に音質にこだわる人。オンライン会議などでマイク性能を求める人にはこれからレビューする「Sabbat X12 Ultra」は一度聴いてもらいたい。個人的にはAirPods第3世代より好きな音。価格差はおよそ2万円で7,000円前後で購入が可能。とにかく驚いたインナーイヤー型イヤホンだ！
まずは「Sabbat X12 Ultra」の結論からどうぞ！
「Sabbat X12 Ultra」の結論
総合評価9.0 / 10
Sabbat X12 Ultra ¥7,990-前後
○パワフルで明瞭感の高いクリアでナチュラルな音質
○マニアも納得の聴き心地
○物理ボタン操作が使いやすい
○マイク性能が高くクリア
×接続がたまに不安定になる
高音
中音
低音
装着感
使い勝手
コスパ度
| Bluetooth | 5.2 | 再生時間 | イヤホン単体：7時間 ケース込み35時間 |
| コーデック | SBC,AAC,aptX | 充電時間 | イヤホン約1時間 充電ケース約1時間 |
| ドライバー | 不明 | 充電端子 | USB-TypeC |
| アプリ | なし | 重量 | イヤホン片耳：約5.3g ケース込み：約53.2g |
| ノイズキャンセリング | マイクのみノイズリダクション | 防水・防塵規格 | IPX5 |
| 外音取り込み | 無し | ゲームモード | 有り |
| 自動装着検出機能 | 無し | 保証 | 1年間 |
| マルチポイント | 無し | 価格 | ¥7,000-前後 |
音質が好み！力強い、音場が広い、明瞭感があってクリア。
「Sabbat X12 Ultra」を知る3つの視点｜「デザイン」「音質」「使い勝手」
僕的には、いい意味で期待を裏切った驚きのある「okcsc X12 Ultra」を、「デザイン」「音質」「使い勝手」で徹底チェックしていきましょう。
1.「Sabbat X12 Ultra」のデザイン｜シンプルなケースと、珍しい形のイヤホン
①箱｜デカい！という驚き！
写真を見て分かる人は分かる。そう、箱がでかい！ミニマムなAirPods第3世代の箱と比べると4倍はありそうな大きさ。
内容物は、取り扱い説明書、充電ケース、イヤホン、イヤーウイングが透明とブラックが1ペアづつ。そして、ロゴ入りの巾着ケースと充電用USB-C to USB-Aのケーブルと、ケースの割には、他とあまり違いが無い。
②充電ケース｜シンプルかつミニマムなケース
「Sabbat X12 Ultra」のケースはシンプルでかなり好感持てるデザイン。ミニマムなものが好きなので、フォルムを含めかなり個人的には得点が高い。質感はマットで、質感はとてもいい。
前面にLEDランプがあり、ケースの充電状況が色で分かる。
緑：約71〜100％
オレンジ：約21-70%
赤：約20%以下
ケースからイヤホンは取り出しやすく、マグネットもしっかりしているので入れやすい。
③重量｜ケース53.2 g 、イヤホン5.3gと標準よりやや重い
ケースはイヤホン込みで53.2 g と、一般的なインナーイヤー型と比べると重いが、持ちやすいデザインのため、気にならない程度。
イヤホンは片耳5.3gと、カナル型と比べると格段に軽いが、他のインナーイヤー型イヤホンと比べると、少し重い。装着感によるけれども負荷になるほどの重さではないだろう。
④イヤホン本体｜スティック型ではない、珍しいデザイン
耳の中へ入れるイヤーチップで支えることができないため、スティック型（うどん型）の多いインナーイヤー型イヤホンの中では珍しい中華の有線イヤホンのようなデザイン。
やや独特なデザインのため、装着感は人によって変わる可能性がある。
個人的には、いいわけじゃないが、悪いわけでもない･･･。となんとも表現しにくい感じ。2〜3時間程度なら大丈夫だけど、1日中着けていても平気という感じではない。
イヤーウイングが付属しているので、装着感が気になる人は使うとUPするのではないだろうか。僕は着けるとかなり装着感が上がる。が、着けたままでは充電ケースに入れることができないため、着け外しが面倒で使っていない。
ランニングなど、運動時に使いたい人には重宝しそうだ。
イヤホン本体はケースに入れるとロゴ部分が白く点灯する。使用中も耳で光ったら嫌だな、、と思ったが使用中の点灯は無い。
このLEDランプはイヤホン本体の充電状況を知らせている。
点灯していると充電中（下：左イヤホン）、消灯している（下：右イヤホン）と充電完了となる。
充電中：白いランプが点滅
充電完了：白いランプが消灯
充電時間：約1時間
「Sabbat X12 Ultra」は単色カラーと、個性的なカラーバリエーションが多いのが特徴。
単色カラーが欲しかったのだが、Amazonで見つけられず「Advanced Stone」というカラーにした。この記事を書きながら見ていたら単色カラーが見つかり、2つ目として買うかどうか悩んでいる。
写真で見るよりも実物はシンプルだが、個人的には単色カラーをはじめに見つけたら、単色ブラックにしたかもしれない。
⑤カラー展開｜豊富なカラーが特徴。
調べてみると、単色のシンプルなものから迷彩柄の装飾感高めのものもあるが、僕が購入したMarble＆Snow Seriesは以下の5パターンだ！（画像はAmazonから引用）
Advanced Stone
Dream Stone
Galaline
Snow White
Yan Yanshi
ケースは写真でみるとツヤありに見えるが、実物はマット（写真下）です。
Point2.「Sabbat X12 Ultra」の音質
総合音質 9.0 / 10｜高音9.0 / 10｜中音9.5 / 10｜低音8.5 / 10
○クッキリしっかりと臨場感ある広い音場
○自然な鳴り方で聴き疲れしにくい
○中高音が驚きの心地よさで、低音も出てる
————————————
・高音域 9.0 / 10｜心地よい響きときらびやかさ
・中音域 9.5 / 10｜ハッキリと前に出て明瞭感がある
・低音域 8.5 / 10｜低音が苦手なインナーイヤーでもしっかり感じられる
正直、音に驚いた！
インナーイヤー型とは思えないほどの、音の明瞭さ、自然な鳴り方。
Appleがチップ技術で自然な音を表現しているとしたら、これはスピーカーから素直に出ているような自然な音。
音がぼやけず、しっかりと解像度高く、聴いていて心地よい。
粒がしっかりしているので、音量が小さくてもスッと入ってくる。音量を上げれば細部まで分離感のある音を感じることができる。
中高音域が主体ではあるものの、低音域もしっかりと鳴っている。
音質にこだわりを持つ人でも、心地よく聴けるだけの音に仕上がっていた。
個人的にはこの「Sabbat X12 Ultra」より約2万円高いのAirPods第3世代よりこちらの音の方が好き。
装着感が僕の耳にはベストじゃないとか、デザインはAppleの方が好きなど、妥協しなくてはならない点はいくつかあるが、使用頻度はAirPods第3世代より高いイヤホンになっている。
マイク性能｜クリアで高音質、予想外に良かった！
マイク性能は、正直期待していなかったけれども、実際にこのイヤホン内蔵マイクを使った、音質チェックをしてみると、非常にクリアで自然。十分にオンライン会議でも使えるレベル。
音楽や動画を楽しむだけではなく、オンライン会議で自分の声をクリアに伝えたい人にもオススメできる性能だ！
音質で驚いて、マイク性能でも驚いた！
Point3.「Sabbat X12 Ultra」の 使い勝手｜おおむね良好だが、装着感と通信安定性のみ気になる
連続再生使用時間｜長時間使用で使い勝手よし
イヤホン単体で7時間 。ケース込み35時間と、普段使いには十分過ぎる連続再生時間。普通に使っていれば、充電は1週間に1回で大丈夫かなーっといった感じだ！
電池持ちはいい。35時間あれば、たまに充電でOK！
充電時間｜充電しやすい1時間
急速充電は対応していないものの、イヤホン約1時間、充電ケース約1時間と充電時間は短い方。
ワイヤレス充電にも対応しているので、充電器を持っている人は置くだけで充電できる点はいい。
通信品質｜Bluetooth5.2 で快適かと思ったが、、
Bluetoothは5.2に対応しているため、途切れることはほぼ無いはずだが、、、たまに使っていて左イヤホンから音が1〜2秒ほど出ないことがある。
おそらく切断、再接続をしているのだろうが、長時間使っていると1〜2回ぐらいある。すごく気になるわけではない程度の不安定さはある。こればかりは個体差や環境にもよるのでなんとも言えない部分だが、、
対応コーデック ｜SBC,AAC,aptX
SBCだけではなく、iPhoneユーザが使えるAAC、AndroidユーザーがCD音源相当の高音質で楽しめるaptXと、最近のイヤホンが対応しているコーデックには一通り対応している。Androidユーザーなら、より高音質で楽しめるイヤホンでもある。
コーデックとはBluetoothで音声を無線伝送する時の「音声圧縮変換方式」のこと。コーデックの種類により伝送できるデータの圧縮率や方法が異なるため、コーデックにより音質に違いが生まれます。
| コーデック | 特徴 | 補足 |
| SBC | 標準的な音質・遅延あり | ワイヤレスイヤホンのほとんどが対応している |
| AAC | SBCより高音質 遅延が少ない | iPhoneで主に対応するコーデック |
| aptX | CD音源相当の高音質 SBC AAC遅延が少ない | Androidで主に対応しているコーデック |
| aptX Adaptive | 高音質96kHz/24bit( 過去は48kHz/24bit) 低遅延の現行最上位のコーデック | Androidスマホの主にハイスペック機で対応 |
| LDAC | 高音質(96kHz／24bit)・音質優先・標準・接続優先の3つのモードから選択 | ソニーが規格化したコーデック |
防水性能｜安心のIPX5だから雨も汗も大丈夫！
「Sabbat X12 Ultra」の防水性能がIPX5があるので、急な雨やスポーツ時の汗にも耐える防水性能なので、あまり気にせず使える防水性能がある。完全防水ではないので、水に沈めるのはNGですよー。
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない
装着感｜やや独特で耳を選ぶ？
音質で気に入っている「Sabbat X12 Ultra」だが、この部分がもう少し良かったらなー。という点が装着感だ！
悪くはないけれども、ピタッとハマっている感じもしない、、、ぐらいの装着感なのだ。
自分なりに位置を調整すれば、このイヤホンの持つ、大好きな音質を楽しめるので、ピタッと感が無くても使用頻度が高いのだが、この装着感がピタッときたら最高だったと思う。
ただこればかりは人それぞれの耳によるというところがあるので、何とも言えない部分ではあるものの、やや耳を選びそうな装着感かもしれない。
持ち運び｜バックにポイッとが気にならないサイズ
ケースに厚みがあるため、ケースの小さなSOUNDPEATS Air3（写真右）のように、パンツのポケットに入れても気にならないという大きさではない。ポケットにも入るけれども「ボコッと」が気になるレベル。
服のポケットよりも、バックのポケットにポイッと入れておく分には、ちょうどいいサイズ感と言えるのではないだろうか。
操作方法｜物理ボタンはやっぱりいい
イヤホンは物理ボタン操作と、タッチ操作の2つに分かれている。そして主流はタッチ操作。この「Sabbat X12 Ultra」は物理ボタンなので、間違いが少ないのがいい。
イヤホン真ん中のロゴ部分がボタンになっていて、押した時の感覚もしっかりある。
操作方法も載せておくので、気になる人は下の＋をタップしてもらえればと思う。
| LR共通 | 操作項目 |
| 1回押す | 再生/一時停止 ｜ 電話を受ける/電話を切る |
| 2秒長押し | 電源ON時：Siri起動 ｜ 電源OFF時：電源ON |
| 4秒長押し | 電源OFF |
| 4回押す | ゲーミングモード↔ノーマルモード切替 |
| L側 | 操作項目 |
| 2回押す | 前の曲へ |
| 3回押す | 音量ダウン |
| R側 | 操作項目 |
| 2回押す | 次の曲へ |
| 3回押す | 音量アップ |
他インナーイヤー型イヤホンとの比較
ここまでレビューしてきた「Sabbat X12 Ultra」と、今回は価格も近い「SOUND PEATS Air3」と「Soundcore Life Note 3S」と比べてみたい。
バランス型でオススメなのは･･･Soundcore Life Note 3S
さすがのANKER製といったバランス感の良さを感じるのが「Soundcore Life Note 3S」です。
再生時間やアプリ対応、装着感といった使い勝手の良さが他よりも高く、音質も音楽だけではなく、動画視聴などのにも向いている。何か特別なこだわりが無いならオススメしたいのは「Soundcore Life Note 3S」ですね。
「Sabbat X12 Ultra」との違いは、装着感の良さ、アプリのプリセットを使った音質のカスタマイズです。そもそもの持つ音質は「Sabbat X12 Ultra」の方がかなり上です。
音質でオススメなのは･･･Sabbat X12 Ultra
イヤホンを使う主目的が「音楽鑑賞」という人。そして「できるだけいい音で楽しみたい」という人には今回レビューしてきた「Sabbat X12 Ultra」をオススメしたい。
インナーイヤー型とは思えない「力強い、音場が広い、明瞭感があってクリア」は本当にオススメ。個人的にはAppleのAirPods 第3世代より好きな音質、。AirPods第3世代が高性能チップにより自然な音を出しているとしたら、「Sabbat X12 Ultra」はドライバーのチューニングで出している音のような自然な音。
他との違いは、装着感の独特さ。アプリ対応していない。などといった点もあるが、音質とマイク性能を考えると他に無い良さを感じてしまう。
ウォーム感のある音が好きなら･･･SOUND PEATS Air3
イヤホンを使う主目的が「音楽鑑賞」という人。そして「できるだけいい音で楽しみたい」という人には今回レビューしてきた「」はやはり音質にこだわりがある人にオススメしたい。
インナーイヤー型とは思えない「力強い、音場が広い、明瞭感があってクリア」は本当にオススメ。個人的にはAppleのAirPods 第3世代より好きな音質、。AirPods第3世代が高性能チップにより自然な音を出しているとしたら、Sabbat X12 Ultraはドライバーのチューニングで出している音のような自然な音。
Sabbat X12 Ultraまとめ
今回は音質に惚れたインナーイヤー型イヤホン「Sabbat X12 Ultra」をレビューしてきた。
総合評価9.0 / 10
Sabbat X12 Ultra ¥7,990-前後
○パワフルで明瞭感の高いクリアでナチュラルな音質
○マニアも納得の聴き心地
○物理ボタン操作が使いやすい
○マイク性能が高くクリア
×接続がたまに不安定になる
高音
中音
低音
装着感
使い勝手
コスパ度
独特の装着感やアプリが無いなどといった点もあるが、価格設定が間違っているほど高音質に驚くはずだ。この音がやはり好きで、使用頻度高めのイヤホンとなっている。
インナーイヤー型ということで、周りの音も聴きやすい。
音質は音楽を存分に楽しめるほどいい。
マイク性能が十分使えるレベルにいい。
といった特徴から
在宅勤務の人にはマジでオススメできるイヤホン。音質にこだわりたいが、カナル型（耳栓型）が苦手な人にも、オススメしたいイヤホンです。
今回の紹介したライフガジェット
Sabbat X12 Ultra
音質で本気でオススメできるインナーイヤー型イヤホン。価格も7,000円前後で購入可能で、非常にコスパがいい。物理ボタンなので操作のしやすさもいい‼
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