CIO LilNob PD3.0 65W 3ポート
これ1台でMacBook Air、iPad、iPhone、イヤホンを充電したいと購入
MacBookとiPadを使う人には、最高と言えるほど使い勝手がいい充電器になっている
03 masterpiece #022
CIO LilNob 65W 3ポート
こんにちは、ライフガジェットを紹介しているLife DIYのセガミです。
MacBook AirとiPad好きの人にこそ知って欲しい。
「小さいのに高出力×多ポートの充電器」が最高だったという話をしたい。
記事をご覧いただき、ありがとうございます。
充電してますか?
スマホやタブレット、ノートPC、イヤホン、スマートウォッチ・・・。
ありとあらゆる生活必需品的なものに、充電が必要な現代。
いかに充電をスマートにできるかは、いかに快適な毎日を過ごせるかと密接に関わっていると思うのです。
僕は、家族の「充電大臣」として20台以上のデバイスの充電管理をする日々。いかに楽に、そして早く充電できるかに自然と興味が湧くもの。
そんな僕が今回紹介するのは、MacBook Air & iPad使用者にこそ使ってもらいたい充電器の決定版「CIO LilNob 65W 3ポート」です!
・1台でミニマムに65W 3ポートを使いこなす方法
・CIOというメーカーについて
・CIO LilNob PD3.0 65W 3ポート、3つの特徴
・購入前に知っておきたい3ポートの出力配分について
ガジェット投資家|セガシンが、自ら投資した「これは価格以上に暮らしをより良くするライフガジェットだ!」と認定したものだけを集めた投資レポート集です。
それでは、レビューをどうぞ!
「CIO LilNob 65W 3ポート」を買ったワケ
外出時には、充電器は必須アイテム。
MacBook AirかiPad Pro11inchとスマホ、ワイヤレスイヤホンは外出時にも充電したいもの。
今までは2台は充電器を持ち歩いていた
↓
「充電器をミニマムに1台で運用したい!」
+
「充電スピードはMaxで!」
をこれなら叶えるんじゃないかー‼っと購入したのが「CIO LilNob PD3.0 65W 3ポート」なんです。
購入理由は何といっても小型 × 高出力 × 3ポートだったから。
実際に3ポートの使い勝手の良さはあるのか?高出力は本物なのか。充電ライフは快適になるのかを検証してみたい。
ポイッと1台入れとけば安心な高出力の3ポート!
CIOとは
まずはCIOというメーカーについて。
僕がCIOを知ったのはAmazonを徘徊している時。ANKERと並んで良く見かけるようになったブランドがCIOだった。
中華メーカーなのかと思っている人も多いけど「日本のメーカー」です。ちょいと調べてみた結果がこちら↓↓
CIOとは
2018年大阪で誕生した日本の充電器やバッテリーといった周辺機器を作っている新興メーカー。
いわゆる「ファブレス」メーカーという「製品を企画し外部に製造を委託している」方法でものづくりをしている会社。ちなみに、みんな大好き「Apple」もファブレスメーカーですよ。
元々、スマホ関連の製品の通販を運営した会社が「欲しい機能が入った製品が無かった」ので自社製品をファブレスでつくりはじめたという経緯のため、ユーザー目線での製品づくりが得意。
クラウドファンディングで資金を調達しつつ人気となり、今では充電器やバッテリー関連では、ANKERとCIOどちらにしようかというほど人気のブランドに成長しているメーカーです。
好感の持てるジャパン・ブランドですな
CIO LilNob 65W 3ポート の3つの特徴
1. 小さいのに最大65W出力。しかも3ポート!
基本的に充電器は出力が高くなればなるほど大きくなるもの。
例えばちょっと前まで僕が使っていた「IntelのMacBook Pro13インチ」の付属充電器(↓写真右)は出力61Wの1ポートでw74mm × h73mmと結構な大きさ。
現在使用している「M1 MacBook」の付属充電器(↓写真左)は出力30Wの1ポートでw54mm × h53mmで大きくはないが1ポートなので、1台しか充電できないわけです。
しかし、、
「CIO LilNob 65W 3ポート(↑写真 中央)」は全長66mm × 41mm とクレジットカードの約半分とすげー小さい。そして、3ポートもある。
CIO LilNob 65W 3ポートをじっくり見てみよう!
正面から見ると、円が2つに見えるシンプルなCIOのロゴ。裏面もオールブラックでシンプル。
3ポートのある接続部。USB-Cが2つと、USB-Aが1つの合計3ポート。1ポートのみと2ポート、3ポートの使用時と刺す場所で出力が変わる。
この出力の違いを知ることで、1台3ポートの実力を引き出せる。詳細は後ほど説明しますね。
もちろん、折りたたみプラグ。持ち歩きを考えると折りたためるかは大事!
今までMac用とスマホ用に2台の充電器を持ち歩いていたのですが、「CIO LilNob 65W 3ポート」あれば、1台でOKなのがいいよね。
2. 小型化の秘密は「GaN」という半導体
近年、充電器を見ていると「GaN」という言葉をよく目にしませんか。
「GaN」は、高性能GaN(窒化(ちっか)ガリウム)半導体のことで、この半導体によって、クレジットカードの約半分の小型でも65Wと出力の高い電力供給が可能となっている。
●今まで
高性能GaN半導体をつかった小型 × 高出力の充電器はあった。
●CIO LilNob 65W 3ポート
高出力 × 3ポートという複数台の同時充電が可能。2ポートじゃなくて、3ポートなのがポイント。
MacBook Airを充電しつつ、iiPhoneもイヤホンも同時に充電できるということ。
ただし、決められた1ポートの最大出力が65Wとなり、使用ポート数や使用するポートによって出力が異なってくるのがポイント。出力の細かい部分は次にまとめたい。
いやー技術進化ってホント、すげー!
3.CIO LilNob 65W は3ポートの使い分けがポイント
「CIO LilNob 65W 3ポート」は最大出力65Wで、使用するポートや使用ポート数によって出力が変わってくる。
これを知らないと、買ったけど使えない。間違った、、、。となる可能性もあるので、知っておくと損せずに済みそうです。
3つのポート詳細|PD対応USB-C×2ポート+クイックチャージ対応USB-A×1ポート
上から
Power Delivery(パワーデリバリー対応)のUSB-C×2ポートと、Quick Charge3,0(クイックチャージ対応)のUSB-A×1ポートの計3ポートが並んでいます。
パワーデリバリー対応とは・・・
従来のUSB規格では5ボルトとなっていた規格が新規格のUSB-PDとなり、電圧を接続機器によって最大20ボルトまで高められる様に。電流が最大5アンペアのため、USB-PDにより最大100Wが可能となった。「CIO LilNob 65W 3ポート」の場合は最大65Wの充電が可能ということ。
そのため、上の2つのUSB-Cポートは単独使用でどちらからでも最大65Wでの充電が可能となっている。
パワーデリバリー使用の注意点
便利な新規格パワーデリバリーには、落とし穴というべき注意点も存在することを伝えたい。充電器がパワーデリバリーに対応していても、ケーブルが対応していなければ高出力での充電はできない。
以前違うパワーデリバリー対応の充電器を購入した際に知り、ケーブルはANKERの対応ケーブルを使うようになった。
シリコンの絡まらないケーブルで個人的に気に入り過ぎて4本も購入してしまったヤツ↓↓。
Anker PowerLine III Flow レビュー!ストレスフリーのケーブルライフを
Anker PowerLine III Flow レビュー!ストレスフリーのケーブルライフをクイックチャージ対応とは・・・
アメリカのQUALCOMM社が開発したスマートフォン・タブレットを高速で充電できる規格。「CIO LilNob 65W 3ポート」のQuick Charge3,0(クイックチャージ対応)のUSB-A×1ポートなので、従来のUSB充電の約4倍のスピードでスマホやタブレットでフル充電できる。
CIO LilNob PD3.0 65W 3ポート ・ポート使用数別の出力の変化
では、3ポートを
①1ポート使用時
②2ポート同時使用時
③3ポート同時充電時の出力の変化をまとめてみた。
多ポート使用を考えている人には、検討する上で重要な出力変化をチェックしていきましょう。
①1ポート使用時
USB-Type-Cポート(上段) | USB-Type-Cポート(中段) | USB Type-Aポート(下段) |
最大65W | ー | ー |
ー | 最大65W | ー |
ー | ー | 最大30W |
②2ポート同時使用時
USB-Type-Cポート(上段) | USB-Type-Cポート(中段) | USB Type-Aポート(下段) |
最大45W | 最大18W | ー |
最大45W | ー | 最大18W |
ー | 最大15W(中・下段合計) | 最大15W(中・下段合計) |
③3ポート同時使用時
USB-Type-Cポート(上段) | USB-Type-Cポート(中段) | USB Type-Aポート(下段) |
最大45W | 最大15W(中・下段合計) | 最大15W(中・下段合計) |
参考になればとMacBook モデル別に必要なW数をまとめて表にしてあるので、興味のある人はタップしてチェックしてくださいね。
MacBookモデル | 付属充電器のW数 |
MacBook Air (M1) | 30W |
MacBook Air (M2) | 30W / 35W / 67W※ |
13インチMacBook Pro (M2) | 67W |
13インチMacBook Pro | 67W / 96W※ |
16インチMacBook Pro | 140W |
「CIO LilNob PD3.0 65W」MacBook Air &iPad ユーザー、オススメの活用法
1ポート使用時|最大65WでM1&M2 MacBook AirやiPadを
USB-Type-Cポート(上段) | USB-Type-Cポート(中段) | USB Type-Aポート(下段) |
最大65W | ー | ー |
ー | 最大65W | ー |
ー | ー | 最大30W |
1ポート使用時には、上段・中段のUSB-Type-Cポートでは最大65Wまでの給電が行える。
ほとんどのM1&M2 MacBook Airなら最大スピードが可能な45Wで充電できるのはもちろん、もりもりのM2 MacBook Airでも快適に充電することができる。
MacBookモデル | 付属充電器のW数 |
MacBook Air (M1) | 30W |
MacBook Air (M2) | 30W / 35W / 67W※ |
iPadシリーズは30Wが最大受電の許容のため、最大65Wであれば最速での充電が可能。これは非公式ではありますが、12.9インチのiPad Proは45Wが最大受電の許容があるらしいので、12.9インチ使用のガチiPad使いでも急速での充電が可能です。
2ポート同時使用時|Macbook Air&iPad+iPhoneを快適に充電可能
USB-Type-Cポート(上段) | USB-Type-Cポート(中段) | USB Type-Aポート(下段) |
最大45W | 最大18W | ー |
最大45W | ー | 最大18W |
ー | 最大15W(中・下段合計) | 最大15W(中・下段合計) |
2ポート使用時は上段+中段 or 下段使いがオススメ
2ポート使用時は上段が最大45Wに対し、中段は最大18 or 15Wになるため、上段を使うは固定にしつつ、中段・下段を足して多ポート使用にしよう。
上段最大45WならMacbook Air&iPadの急速充電が可能
2ポート使用時でも上段は最大45W出力がされるので、M1 MacBook Airでは急速での充電。もりもりカスタマイズ機じゃなければM2 MacBook Airでも標準速度以上のスピードで充電することが可能。もちろん全iPadも最速での充電ができる。
2ポート使用時でもiPhoneを急速で充電可能
2ポート使用時は、上段のポートを固定と考えると、2ポート目を中段使用で最大18W、下段使用で最大15Wに。
中段のUSB-Type-Cポート使用では最大18Wの出力が可能なので、iPhoneの充電を。上限が18W〜20WとされているiPhoneなら急速で充電することができる。
3ポート同時使用時|MacBook Air or iPad +iPhone+ワイヤレスイヤホンを快適充電
USB-Type-Cポート(上段) | USB-Type-Cポート(中段) | USB Type-Aポート(下段) |
最大45W | 最大15W(中・下段合計) | 最大15W(中・下段合計) |
3ポート使用時の2ポート使用との違いは「中段と下段合わせて最大15W」というの出力数の変化。上段の最大45Wは2ポートでも3ポート使用時でも変わらない。
上段ポートは、MacBook AirやiPadを急速充電で使用しつつ、中段と下段のポートを使ってiPhone+αの2台を充電するのがオススメ。
3ポート同時使用の場合には、上段をMacBook Air or iPad を充電して、中段とでPhone&ワイヤレスイヤホンという使い方がオススメだ。
3ポート使用は僕自身、外出時によく利用する。iPhoneは最速での充電ができないデメリットはあるが、ワイヤレスイヤホンも合わせて充電できるメリットの方が大きい。
3ヶ月使ってみてた感想|CIO LilNob PD3.0 65Wの良い点、気になる点。
「CIO LilNob PD3.0 65W」を3ヶ月使ってみた感想もまとめておきますね。
良い点
・MacBook AirとiPadをメインに使う人に最高!
・2ポート・3ポート同時使用でも最大45W出力確保
・メイン+スマホ+イヤホンの同時充電が可能
・3ポート×高出力なのに、すげー小さい
気になる点
・MacBook Proと使うのは多ポート使用時に最大45W出力でやや不安
MacBook AirやiPadを使う人には「間違いなし!」と太鼓判が押せるぐらいの快適さ。
3ポート使用時でも上段のポートなら最大45W。最大スピードでの急速充電が可能なのに、最大3台のデバイスを充電できるのは凄い!
快適過ぎる!
CIO LilNob 65W3ポート まとめ
今回はMacBook AirとiPadが大好きな人ほどオススメしたい最大65W出力の3ポート充電器「CIO LilNob PD3.0 65W 」をレビューしてきました。
上段の最大45〜65WのUSB-Type-Cポートを使い、MacBook Air と iPadを快適に充電することはもちろん、スマホやイヤホンなども合計3つのポートを使えば同時充電が可能なのがいい。
1台持っていれば「かさばるやん充電器」問題が解決する逸品でした。
CIO LilNob PD3.0 65W 3ポート
・MacBookやiPad+αの充電が必要なガジェットを持ち歩く人
・できるだけミニマムな装備で出かけつつ安心感も欲しい人
・1台あればOKという万能感のある充電器が欲しい人
LifeDIYでは、iPad、Mac、イヤホンなどの記事を中心にレビューしています。他の記事も是非のぞいてみてくださいね。
今回紹介したライフガジェット
CIO LilNob PD3.0 65W
1台あれば、安心快適で3台ものガジェットの同時充電が可能。これを購入してから、日常が本当に楽になった。
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