Anker Rechargeable ワイヤレス キーボード レビュー|新1000円台のキーボードは使えるの?

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード が発売された。海外では先行販売されていたモデル。近年はAnkerといえば「Anker ウルトラスリム キーボード」1択という時代。そこに、新登場したキーボードは果たして…?

Anker Rechargeable ワイヤレス キーボード レビュー|新登場1000円台の「安すぎるキーボード」は使えるの?

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード レビュー
03 iPad #013

こんにちは。毎日の暮らしを楽しくする「ライフガジェット」を紹介しているLifeDIYのセガミです。

セガミっす!
セガミっす!

キーボード、iPad、イヤホンなどを日頃レビューしています

今回は「Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード」をレビューしていきたい。iPad マニアとして質問を受ける「iPad でオススメの安いキーボードは?」に応えるキーボードなのかチェックしていこう。

久々に登場のAnkerの新キーボード。円安&インフレ時代に嬉しい1,790円(執筆時)。オススメできるものなのか、デザイン、打鍵感、使い勝手など3つの視点でチェックしていきますよー。

今回レビューするガジェット
Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード 1790円

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード レビュー

公式ページ

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード を3つの視点でレビュー

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード を3つの視点でレビュー

まずはパッケージ&付属品と7つの特徴をさらっと押さえた上で、

・デザイン
・打鍵感
・使い勝手

3つのポイントをレビューしていきたい。


パッケージ&付属品|Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード | パッケージ&付属品

パッケージは、少し前のANKER製品たちでおなじみのデザイン。

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード | パッケージ&付属品

付属品は、ぺらっとしたマニュアル&充電用のmicro USB to USB – A ケーブル1本となっている。

7つの特徴|Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード

7つの特徴|Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード

7つの特徴

1.薄い|最厚部分でも1㎝以下の7mmとちょー薄い

2.軽い|172g と薄型キーボードの中でも最軽量クラス

3.安い|執筆時点で¥1,790ーと安いのにワイヤレス&充電式

4.小さい|A4サイズ以下の幅24cm x 奥行13cm x 厚み0.7 cm

5.充実のOS対応|iOS / Android / Mac / Windows対応

6.長時間使用可能|満充電で最大90時間の使用が可能

7.充実の保証期間|最大24ヶ月の保証

薄くて、軽くて、安いけど、ワイヤレスかつバッテリー装備の充電式。保証期間も長いため、外出時にピッタリのキーボードになっている。

セガミの目
セガミの目

持ち歩きに気にならないサイズと重さはいいよね


デザイン、打鍵感、使い勝手|3つの視点でチェック

Anker Rechargeable ワイヤレスキーボード|デザイン、打鍵感、使い勝手|3つの視点でチェック

デザイン|¥1,000 円台とは思えない質感だが、所有欲を満たすまではいかない

デザインはコンパクトキーボードにありがちで普通。裏面からサイドのフレームは金属、アルミ?を使用している点は¥1,000 円台と考えると凄い!

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
デザイン|¥1,000 円台とは思えない質感だが、所有欲を満たすまではいかない

表面はヘアライン加工に見せたプラスチックとなっている。

薄さと引き換えに、剛性は低めで、強めのタイピングには、ややたわむ感じは否めないといった感じだ。

全体としては、価格以上の質感と言えるのではないだろうか。


デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
デザイン|¥1,000 円台とは思えない質感だが、所有欲を満たすまではいかない

打鍵感|使えるキーピッチ17mmと、まずまずの打鍵感。ノマド時使用がいい!

タイピングのスピードや誤入力に関わるキーボードで注目したい数値がキーピッチだ。

キーピッチとは、隣り合う2つのキーの中心同士の距離(上写真)。標準的なキーボードがキーピッチ19mmとなっているため、Anker Recharge ワイヤレス キーボードの17mmは少し狭いが、「打ちづらいわー」とは思わない程度だ。

気になる打鍵感は?

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
デザイン|打鍵感|使えるキーピッチ17mmと、まずまずの打鍵感。ノマド時使用がいい!

押した感覚がなさ過ぎるキーボードは疲れやすく、タイピングしづらいもの。Anker Recharge ワイヤレス キーボードは、ほどよい沈み込みと反発感があり、打鍵感はいいとは言えないが、悪くはない。

「こだわりのメカニカルキーボードを使っている」「静電容量無接点方式じゃなきゃ!」といった、キーボード大好きっ子以外は「ふつう」という打鍵感だと思う。

常用としてガンガン使うには、疲れやすいかもしれないけれど、外出時の一時的なタイピング用途と考えた場合には十分!


使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!

薄い×軽いという正義

外出時用のキーボードと言えば折りたたみ式を探す人も多い。だが、折りたたみ式キーボードの世界も沼は深く、そこそこ使えるものに当たるまでには、それなりの失敗が不可避な世界だ。

Anker Recharge ワイヤレス キーボードは、折りたたみ式ではないが、小さい!薄い!軽い!ため、持ち運びが気にならない。

レビューするため3週間ほど使い込んでみたが、専用にケースなど用意せず、外出時にメモ書き用のA4コピー用紙と共に、クリアファイルに入れて使っていた。

シングルペアリングなので、使う端末は決めておこう

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!

3台までペアリング可能というワイヤレス キーボードが多い中、Anker Recharge ワイヤレス キーボードは、シングルペアリングとなっている。

そのため、外出時に持っていくiPad mini 用に。など使う端末を絞っておく必要がある点には注意したい。

セガミの目
セガミの目

僕の場合、iPad miniの外出用キーボードとして使ってますわ

滑り止めカスタマズは必須!

薄い、軽いというメリットが、裏目に出るのが滑りやすさ。タイピング時にキーボードが滑る感覚があり、はじめて使った時には、タイピングがしづらくて「これは失敗かも・・・」と思ったほど。

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!
デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!
丸型、少し大きめの滑り止めを底面に。タイピング時の滑る感覚が無くなった
デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!
少し角度がつくののもいい

「滑り止めのゴムをつける」(上写真)というカスタマズをすれば、タイピングのしやすさが向上するのではないかというか。と思い立ち、後付け滑り止めゴムを購入。

上部の両角に丸型のゴムをつけると、適度な角度 × 滑らず安定と2つのメリットでタイピングのしやすさは体感200%UPに。しっかりと使えるキーボードに変身した。

本気使い派にはウェイト増強カスタマイズもオススメ!

更に、使いやすくするには、軽さというメリットを抑えることで向上するのではないかという仮説に至り「重くすればいい!」とアマゾンの奥深く探索へ出かけたところ。「鉛シール」なる製品を発見。

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!本気使い派にはウェイト増強カスタマイズもオススメ!

薄さ0.5ミリ、50gのウェイトUPを試みる。

さっそく購入し、取り付けてみたところ・・・

体感値が更に200%UP。滑り止め×板オモリによって、かなり使えるキーボードへと変身を遂げたのだった。

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!本気使い派にはウェイト増強カスタマイズもオススメ!

使い勝手向上には、カスタマイズがオススメっす

充電には謎仕様のmicro USB

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!充電には謎仕様のmicro USB

USBーC規格統一戦線の方には残念なニュースとして、充電の際に必要なのはmicro-USBのため、基本USB-Cしか受け付けないという人には、悲しい仕様。

個人的には、未だmicro-USB端末も日常的に使っているので、あまり気にならない。

セガミの目
セガミの目

気になる人には気になる点だよね

デザイン、打鍵感、使い勝手|Anker rechargeable ワイヤレスキーボードを3つの視点でチェック
使い勝手|A4クリアファイルに入れても気にならない薄さで、入力効率UPできる外出用としてアリ!移行難易度|1〜3週間耐えれば・・・相棒になれる存在

移行難易度|1〜3週間耐えれば・・・相棒になれる存在

タイピングスピードは生産性と直結する。しかし、慣れないキーボードへ移行は生産性の低下、タイピングミス頻出によるストレスなどを引き起こすもの。

Anker Recharge ワイヤレス キーボードは、コンパクト故に、一般的なキーボードと比べると2mm狭い。コンパクトキーボードでのタイピングに慣れていない場合には、ここに1つ障害が発生する。

更に、US配列問題と、やや特殊なキーは配列問題もあるため、通常日本語配列を使っており、US配列は初めてだよ。という場合には、さらにここが大きな障害になるはずだ。

US配列経験者であれば1週間。日本語配列しか使ったことのない人であれば3週間あれば、このキーボードを乗りこなし相棒になるのではないだろうか。

滑り止め&板オモリ安定化、2つのカスタマイズは是非やっていただきたい。

セガミの目
セガミの目

滑らない、オモリで打ち心地向上はオススメっす。

買うべき人・買わない方がいい人|Anker Recharge ワイヤレス キーボード

買うべき人・買わない方がいい人|Anker Recharge ワイヤレス キーボード

まとめに入る前に、Anker Recharge ワイヤレス キーボード を買うべき人、買わない方がいい人という点でまとめておこう。

買うべき人

・薄い、軽いキーボードを探している
・とにかくコスパな外出用キーボードを探している
・折りたたみ式が打ちづらくて苦手
・US配列は使ったことがある
・タイピング自体苦手ではない

以上に何点か当てはまる人であれば「いいもの買った」となる可能性は高いだろう

買わない方がいい人

・コンパクトキーボードは苦手
・日本語配列以外は使ったことがない
・タイピング自体があまり得意ではない
・価格よりも打鍵感、使い勝手を優先したい

以上に思い当たる人は3週間の生産性低下を乗り越える覚悟で購入をお勧めしたい。

価格よりも使い勝手や生産性を大切にしたい人には、Apple純正のワイヤレス キーボードを外出用、iPad、iPad mini、スマホ用に替えてくれる「おすすめのキーボードケース」があるので↓下の記事を参考にしてもらえればと思う。

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まとめ |Anker Recharge ワイヤレス キーボード

まとめ |Anker Recharge ワイヤレス キーボード

今回はAnker Recharge ワイヤレス キーボードをレビューしてきた。薄い、軽い、小さい、安いとかなりポイントは高い。

しかし、使いこなすには、小さなカスタマイズと、移行期間の生産性低下は否めない製品だった。

一時的なタイピング用、外出用キーボードを探している人にはオススメできるキーボードになっているのではないだろうか。

まとめ |Anker Recharge ワイヤレス キーボード

特に「iPhone、iPad用の安いキーボードを探している」という人には、「ちょっとしたカスタマイズをすれば」オススメ!と言えるだろう。

今回紹介したガジェット

Anker Recharge ワイヤレス キーボード

薄い、軽い、小さい、安い1000円台のワイヤレスキーボード。滑り止め&板オモリ、2つのカスタマイズと慣れさえクリアすれば、外出用キーボードとしてオススメのキーボードとなっている。


●カスタマイズ用アイテム

しっかりつくクッションゴム


鉛シール

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