SOUNDPEATS Air3はインナーイヤー型とは思えない豊かな低音と響きが味わえる。
確かな音質。買いやすい価格で人気なのも頷けるイヤホンだ。
03earphone #002
SOUNDPEATS Air3
毎日の暮らしを楽しくする「ライフガジェット」を紹介しているLife DIYのセガシンです。
記事をご覧いただきありがとうございます!
APPLEのAirPods 第3世代購入からはじまった、インナーイヤー型イヤホン味比べ。
「03earphone」の2回目は前作が100万台を売り上げたインナーイヤー型の進化版「SOUNDPEATS Air3」です。
ガジェット投資家|セガシンが、自ら投資した「これは価格以上に暮らしをより良くするライフガジェットだ!」と認定したものだけを集めた投資レポート集です。
AirPods第3世代の代わりになるイヤホンを探す!連載企画
「AirPods 第3世代はいいけれど、価格がなー、、」っていう人向けに代替イヤホンとして提案できるものを探していた時に出会ったのが「 SOUNDPEATS 」というブランドの「Air3」です。
使用した感想は・・・
「気になる部分もあるけれど、、オススメできるなぁ」でした!
AirPods 第3世代の代わりを探す連載企画の1回目はこちら↓↓
AirPods 第3世代 レビュー!「10の視点」半年使用者による徹底解説AirPods第3世代を検討しているけど「良さそうだけど。。値段がなー」という人ほど必読です。
¥5,000ー前後で手に入るインナーイヤー型ですよ。
結論からまずはどうぞ!
評価|SOUNDPEATS Air3
総合評価8.0 / 10
SOUNDPEATS Air3 ¥5,000前後(実勢価格)
○5000円とは思えない響き渡る音の世界へ
○アプリ対応で音質を自分好みに
○片耳4.0gと軽いから、長時間使用でも楽
○ハイレゾ級が楽しめるapt-XAdaptiveに対応
○ケースが小さくかさばらない
×出し入れしにくい
×装着検出が人によって誤動作しやすい
高音
中音
低音
装着感
使い勝手
コスパ度
製品仕様・スペック|SOUNDPEATS Air3
Bluetooth | 5.2 | 再生時間 | イヤホン単体:5時間 ケース込み17.5時間 |
コーデック | SBC,AAC,aptX adaptive | 充電時間 | 1~2時間 |
ドライバー | 14.2mmダイナミックドライバー | 充電端子 | USB-TypeC |
アプリ | あり | 重量 | イヤホン片耳:約4.0g ケース込み:約33g |
ノイズキャンセリング | マイクのみノイズリダクション | 防水・防塵規格 | IPX5 |
外音取り込み | 無し | ゲームモード | 有り |
自動装着検出機能 | 有り | 保証 | 1年 |
マルチポイント | 無し | 価格 | ¥5,000ー前後 |
SOUNDPEATS Air3
SOUNDPEATS Air3を検討する人に伝えたい9つのポイント
1.SOUNDPEATSってどんなブランド
ドローンやアクションカメラの「DJI」と同じく中国、深センに本社を置く「イヤホン専門のブランド」がSOUND PEATS(サウンドピーツ)です。
創業は2011年。10年の歴史を持つ、音質の良い、コスパ機を中心にイヤホンをメインに製造。
最近では、イヤホンだけではなく、ヘッドホン、ヘッドセット、会議用スピーカーフォンも手掛けています。
中華系オーディオブランドは結構熱い!価格がバグっているイヤホンが多くて凄いのよ!
SOUND PEATS Air3を購入した理由
今回紹介するSOUND PEATS Air3は、数ある製品の中でも、インナーイヤー型の最新機種。前モデル「SOUND PEATS Air2」と購入前にかなり悩んだのですが、最新機種である「SOUND PEATS Air3」を購入した。
僕にとっては今回が初めての「SOUND PEATS」ですが、他のイヤホンについても気になりはじめている。
2.SOUNDPEATS Air3のインナーイヤー型とカナル型の違い
SOUNDPEATS Air3はインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン。耳栓のような「カナル型」ではなく、イヤーチップのないAirPodsと同じタイプ。
カナル型(左)がイヤーチップを耳の中に入れるのに対して、インナーイヤー型(右)は、耳の穴の前に小さなスピーカーを置くようなものだ。
○メリット
周りの音が聞こえる
装着しやすく、取れやすい
高音の抜けがいい
長時間使用でも耳が楽
×デメリット
周りの音が聞こえて没頭しにくい
取れやすい
低音が弱い
音漏れの可能生
商品ラインナップが少ない
集中するならカナル型がオススメ。
周りの音も聞こえていたい。
カナル型(耳栓タイプ)が苦手。
という人はインナーイヤー型(紹介しているイヤホンのタイプ)がオススメ。
カナル型とインナーイヤー型、使い分けして使うと毎日のMUSICライフがいい感じっす!
僕がインナーイヤー型を選んだ理由
インナーイヤー型イヤホンを購入した理由は「カナル型(耳栓タイプ)が長時間つけるのが苦手」「声を掛けられた時、気づきたい」なので、周りの音が聞こえるのは僕としてはメリット。
インナーイヤー型は低音が出にくいため、低音好きとしてはデメリットだが、このAir3は、低音も強いというのも購入の決め手だった。
3.SOUNDPEATS Air3のデザインをチェック!
パッケージと内容物|シンプル イズ ベスト
インナーイヤー型は、通常梱包されているイヤーピースがないため、内容物は少なくシンプルに。Air3には、イヤホン本体の入った充電ケース。充電用USB-A to USB-Cケーブルが付属している。
充電ケースデザイン|とことんミニマムでいい!
多くのイヤホンをラインナップするSOUND PEATS の中でもケースサイズが1番小さいのがAir3の特徴。AirPods 第3世代のケースと比べても、ひとまわり小さく、薄い。重さもたったイヤホン込みで33g
上部にはロゴが小さくあるが、目立たない。素材感はマットで指紋、傷も付きづらい。軽い・小さい・ポケットにもインしても気にならないだろう。ケースだけで言えば満点と言える。
だが、、
このシリーズ最小ケースを実現するために、犠牲にしたものがある。それが「出し入れ」だ。
ー出す時
出ている部分が少ない。指が入りにくい。イヤホン本体が滑りやすい。とい三重苦のため、出す時に落としそうになる。いや、2回ほど派手に落としている。
ー入れる時
耳から指で取った時から180°回転して入れる形になるため、入れずらい。。。
ケースは最高だが、持っている完全ワイヤレスの中でも最高クラスに入れずらい。
もう一度言っておこう、小ささとデザインは最高だけどね。
イヤホンデザイン|好みの分かれる「Sロゴ」
イヤホン本体のデザインは、SOUNDPEATSの「S」ロゴ以外はシンプル。ややテカリを抑えたマットなロゴなので、目立ちすぎないのは良い。
個人的には、ロゴなどほとんど無いミニマムデザインの方が好みだが、、これはこれでカッコいい」という人も多いと思う。
質感はプラスチッキー。所有欲が満たされる感じでは無いが、とにかく軽い!のでよい。
充電用接点部分は、ステム下部にあり、シルバーがアクセントになっていて、これは好きだ。
イヤホン重量|片耳4gの楽さ
イヤーピースが無いため、耳が楽なインナーイヤー型ですが、これは更に片耳4gと軽いので、つけていても気にならない。長時間使用でも楽に使えるイヤホンではないだろうか。ちなみに、片耳4.3g はAirPods3より軽い!
装着感|軽いし、めちゃくちゃ楽!
着けた感じは、写真上みたいな感じ。ロゴも品良くアクセントになっていい感じ。
装着感はイヤホン片耳4gなのもあって、めちゃくちゃ楽。耳の中の座りもいいので、個人的には楽ちん!あーやっぱりインナーイヤー型って楽だよね。
カラーバリエーション|ブラック&ホワイトのシンプルな展開
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開。両方ともツヤがあるのではなく、マットな仕上がり。価格を考えると、良質な仕上げとなっている。
個人的にガジェットは黒が基本なので、ブラックを購入したが、鞄の中などで見つけやすいという意味ではホワイトもオススメだ。
ちゃんとIPX5等級の防水性能
雨でもOK!IPX5等級の防水性能があり、日常的に何も気にしなくていいのは嬉しい。
IPX5とは
「防噴流形」で、あらゆる方向から水の噴射が直接かかっても大丈夫な等級
ちなみにAirPods第3世代が、IPX4なので、Air3の方が防水性能は高いです。
装着感もいいので、運動でも使える。ぬれた布とかで安心して拭けるとかもIPX 等級が高い場合のポイントだと思う。
おっさんの耳はオイリー。水拭きしたいっすよ。
ほぼ全ての操作がタッチで可能
タッチ多用派には嬉しい、なんでもタッチ操作可能。再生/停止はもちろん、曲戻し/曲送り、音量調整など、一通りの操作がイヤホン側のタッチで可能となっている。
個人的にはタッチ操作苦手。最低限しか使わないタイプ。
操作方法をまとめているので、気になる人はクリックして見て欲しい。
↓タップしてみて、覚えられるか!っておっさんはなるよコレ
電源オン | ケースから取り出す or タッチパネルを1.5秒長押し
電源オフ | ケースにしまう or タッチパネルを10秒長押し
再生・一時停止 |2回タッチ
音量ー | 左を1回タッチ
音量+ | 右を1回タッチ
曲戻し | 左を1.5秒長押し
曲送り |右を1.5秒長押し
着信の通話開始・終了 |2回タッチ
着信拒否 |1.5秒長押し
音声転送|両方のイヤホンを取り外す
通話切替 | 2秒長押し
ペアリング開始 |3秒長押し
音声認識アシスタントを起動 | 右を3回タッチ
ゲームモード |左を3回押し
4.再生時間は十分・最新Androidならハイレゾ体験を
再生時間:単体5時間。ケース込み17時間。
イヤホン本体の再生時間は、最近発売のモノと同等の時間。充電ケースが小さい分、ケース込みだと割と少なめ。
とはいえ、17時間なので十分。運用は2日に1回充電のイメージですかね。
対応コーデック;apt-X Adaptiveでハイレゾ体験を
CDと比べてもより高音質。原音に近い音の形となるハイレゾ音源を楽しめるのが、Air3が対応しているapt-X Adaptiveです。ミドル〜高級機が対応しているコーデックのため、コスパ機であるAir3で楽しめるのは凄い!
Qualcomm QCC3040を搭載することでaptX-Adaptive対応が可能となっています。
iPhoneは対応コーデックがACCのため、体験できませんが、Androidの一部のスマホでは対応しているため、お持ちのAndroidがapt-X Adaptiveに対応しているしているればハイレゾ音源を楽しむことができるのもAir3の魅力のひとつになっています。
メイン機はiPhone。せっかくなら味わいたい。気づけば、Androidのスマホをポチってたんよ。
コーデックとはBluetoothで音声を無線伝送する時の「音声圧縮変換方式」のこと。コーデックの種類により伝送できるデータの圧縮率や方法が異なるため、コーデックにより音質に違いが生まれます。
コーデック | 特徴 | 補足 |
SBC | 標準的な音質・遅延あり | ワイヤレスイヤホンのほとんどが対応している |
AAC | SBCより高音質 遅延が少ない | iPhoneで主に対応するコーデック |
aptX | CD音源相当の高音質 SBC AAC遅延が少ない | Androidで主に対応しているコーデック |
aptX Adaptive | 高音質96kHz/24bit( 過去は48kHz/24bit) 低遅延の現行最上位のコーデック | Androidスマホの主にハイスペック機で対応 |
LDAC | 高音質(96kHz/24bit)・音質優先・標準・接続優先の3つのモードから選択 | ソニーが規格化したコーデック |
低遅延ゲーミングモードは動画にも
低遅延性にメリットのあるaptX-Adaptiveコーデックに対応しているため、ゲーミングモードにすれば、低遅延でゲームや動画が楽しめます。操作方法は簡単、左側のイヤホンを3回タップするだけ。
5.音質|5000円とは思えない「響き渡る」音の世界へ
音質総合8.0 |高音7.0|中音8.0|低音7.8
イヤホンはやっぱり音質が命。SOUNDPEATS Air3の音質は、インナーイヤー型イヤホンの弱点である低音をしっかりと出しつつも、中音〜高音域が響きわたる「音の世界に浸る」といった感じの音質。
¥5,000ーという価格を考えると、すごくいい音!
・ハイエンドなイヤホンやヘッドホンを日常的に使っている人。
・音にこだわりのある、ややマニア側の人。
こういった人以外の95%は「いい音だね」ってなる感じです。
では、ちょっと詳しく
大きめの14.2mmのダイナミックドライバーを使用。前作の「True Air2」から振動板をバイオセルロース振動板へと改良。ドライバーが大きいお陰なのか、音量を大きくしても全体がバランスを保って鳴っています。
さらに細かなチューニングにこだわることで、低音を引き出し、全体の音質アップへとつなげている。
解像度あるが、定位感はやや弱く、モニターライクとは味付けが全く違うエモい感じ。艶やかな音。好き好みが分かれるかもしれませんが「響き、余韻」を味わう音質です。
音場は広めで、体育館ぐらいの大きさで聴いている雰囲気。
・ハイエンドなイヤホンやヘッドホンと比べると差は「ある!」
全体としては、重厚感と温かい音質。低音と高音の響きがあるためか、中音域のボーカルが少しこもるというか、ぼわついた印象ではある。解像度は低くはないけれども音がハッキリしない、1枚なにか被さっている感じだろうか。
ハイエンド級を期待するとちょっと違うかもしれませんが、日常的に、気軽に使うならマジでいい音。エモい音。
響きというか。余韻というか。味わいがあるのよ。
6.通話品質|オンライン会議での使用メインなら別イヤホンで
片耳2基、両耳4基の高性能マイクが内蔵されているSOUNDPEATS Air3ですが、通話品質は「まぁまぁ」というところでしょうか。
音楽・動画鑑賞など「聴く」主体の人にはオススメできるイヤホンですが、ZOOMなどのオンライン会議などで「声を良く伝えたい」という人にはあまりオススメできない通話品質かもしれません。
通話で使うぐらいなら、使える品質はあるのでご安心を。
7.アプリは使える?|自分好みに調整して、よりいい音へ。
SOUNDPEATS Air3 にはこの価格帯としては珍しい、アプリ対応。アプリストアに行くと、評価が低い&ユーザー登録が必須だったりと、不安かつ面倒な点も多いが、イコライザーにより自分好みの音に調整ができるため、使うことをオススメしたい。
アプリではいくつか機能があるが、主に使えるのは2点。
アダプティブEQとイコライザー設定だ。
①アダプティブEQ(Adaptive EQ)
音域ごとに聞こえる・聞こえないをテストして、自分に合った音へと調整してくれるというもの。
一度やってみて「おお。聴きやすい。好み!」みたいになればアダプティブEQをONにして使ってみるのがいいかもしれない。僕は何回かテストをしてみて、このモードを使っている。
おぉ、この音。ええやん!ってなって、2度目の買って良かった。になったね。
② イコライザー(equalizer)
プリセット(preset)とカスタム イコライザー(Custom equalizer)の設定が可能。
プリセットには、予め音楽ジャンルにあったプリセットが準備されている。カスタム イコライザーは、7つの低音域〜高音域までの調整が可能となっている。
はじめにプリセットで自分の好みを把握しつつ、カスタムイコライザーでより微調整をしてみてはいかがだろうか。
これまではAir3について見てきましたが、これからは他イヤホンとの比較です。みんな迷う「前モデル:TRUE AIR 2 」と「AirPods第3世代」と比較してみました!
8.比較1「Air3 とTRUE AIR 2 」前モデルとの違いは何?
SOUND PEATSの中でも現状購入できるインナーイヤー型は、現状
「Air3」前モデルの「TRUEAIR 2」、ワイヤレス充電機能がプラスされた「TRUEAIR 2+」の3つ。
僕は併売されている前モデル「TRUEAIR 2+」にするか迷い、比較した結果Air3を購入するに至った。同じく購入前に比較している人へ、調べた結果をまとめてみよう。
違いの大きな4つを比較したぞ!
その1.音質比較:Air3が一段上
TRUE AIR 2とAir3を比べた場合。Air3は低音が強化され、全体の音の解像度が上がっている。じっくりと音楽を楽しみたい人には、Air3の方がオススメだ。
その2.ケース&連続使用時間:小さいケースか。入れやすさか。連続使用可能時間か。
TRUE AIR 2は横置き型、Air3が縦置き型のため、TRUEAIR 2の方が出し入れは楽。Air3は小さい代わりに「入れるのに少し手間取る」感じがある。よく出し入れする人には、TRUEAIR 2の方がストレスフリーかと。
ケースはなるべくコンパクトに。と考える人には、Air3がオススメだ。
連続使用時間は、本体のみだと最大5時間は変わらないが、ケース併用ではAir3が最大17.5時間に対し、TRUEAIR 2は最大25時間とケースが大きい分長くなっている。
その3.対応コーデック比較ーapt-XAdaptive対応の恩恵を受けられるか
TRUE AIR2はSBC 、 apt-X
TRUE AIR2+はaptX 、 SBC 、 AAC
Air3はapt-XAdaptive 、 SBC 、 AAC
音質を重視する場合には、TRUE AIR2+かAir3がオススメ。TRUE AIR2+だとAppleの規格AACが使え、Air3ではAndroidを使っている人で、スマホがapt-XAdaptiveに対応している場合にはハイレゾ級の音も楽しめる!
その4.機能比較:装着検出機能はいる?
TRUE AIR2とAIR2+には装着検出機能が無いが、Air3は装着検出機能付き。
イヤホン外すと、再生自動OFF
↓
イヤホン装着で、再生自動ON
と、Air3ではなるのだ!
一見便利そうに見えるし、現在ではこの「装着検出機能」がついているイヤホン、ヘッドホンも増えている。
しかし、Air3を購入すべきか?それともTRUE AIR2+にしておくべきか。一番悩ませた部分が実はこの「装着検出機能」だった。
Amazonレビュー欄では、「勝手にOFFになってウザい‼」などといった意見もあり、難しいところ。
アプリで装着検出はOFFにもできる
と書いてあったため、もし耳に合わずに装着検出機能がうまくいかない場合でも、アプリで調整すればいいか・・・と。
音質第一の僕としては、Air3の音質の進化に期待して、装着検出機能のリスクをアプリでオフして、えいやっと購入したのだ。
実際使ってみると・・・
僕の場合には、装着している時は勝手にオフにならず、外すとOFFにちゃんとなっているので、耳の形状が合っていたのかもしれない。
合わない場合にも、アプリを使えば自動検出機能はOFFにできるので、リスクオフはできる。
比較まとめ
ミニマムに、音質優先なら「Air3」
ケースの出し入れがしにくいものの、ケースの小ささ自体は魅力でもある。イヤホンは音質が大事という人なら「Air3」をオススメしたい。
使い勝手の良さなら「TRUE AIR2 / TRUE AIR2+」
ケースの出し入れのしやすさ。連続 使用時間の長さ。自動検出機能が無いこと。音質より、使い勝手が大事という人には「TRUE AIR2 / TRUE AIR2+」をオススメしたい。
僕も迷った。。。参考にして欲しいっす。
9.比較2「Air3 とAirPods3 」どういう人にどっちがオススメ?
インナーイヤー型イヤホンを探し始めると、必ず選択肢に上がるのが今なら「AirPods第3世代」だろう。しかし、AirPods第3世代は高い!からこそ悩むよね。
まず前提として価格が大きく違う。
Amazon価格(22年5月執筆時)
・AirPods第3世代 ¥22,610ー
・SOUNDPEATS Air3 ¥5,000ー前後
全体としては、価格差からいっても「AirPods第3世代の方が上だろう!」という前提で、AirPods第3世代の方がいい人、SOUNDPEATS Air3がオススメの人という点で比べていきたい。
両方を使い込んでみたからこその質問を用意してみた。
「SOUNDPEATS Air3 とAirPods3 どっちがいい?」が分かる3つの質問!
質問1.アップル製品を2台以上常に使っているのか。
AirPodsの魅力は何と言ってもApple製品との接続性にある。「近くに持っていく→もうつながっているという楽さ」である。
しかし、この魅力を感じるには条件がある。
iPhoneをはじめ、iPad、MacBookなど、イヤホンをデバイス間で切り替えることを日常的に多いのかどうか。
そもそも、Apple製品をつかっていない。使っているが音楽や動画視聴などはiPhoneのみで複数のデバイスでイヤホンをつながない。のなら、AirPodsを購入するメリットの半分ぐらいは得られないと言っても大げさではない。
Apple製品を使っていない。iPhone以外とはイヤホンをBluetooth接続しない。なら価格差を考えても「Air3」がオススメ。
Apple製品を複数またがって使う人は、価格差を超える「日常の楽さ」がAirPods第3世代にはあるかもしれない。
質問2.アップルMusic・TVなどサブスクには加入してる?
AirPods第3世代の特徴の1つに「空間オーディオ」という、ドルビーアトモスの技術をつかった、音に包まれる体験がある。これは、Apple Music やApple TVといったAppleのサブスクサービスで体験できる。
サラウンドシステムで聴いているような面白い体験ができるのだが、現在加入していない人にはAirPods第3世代のメリットのひとつが得られないことになる。
Apple Music やApple TVに未加入で、今後も加入予定がないのであれば、「Air3」がオススメ。
すでに加入してますけどー。という人は「かなり面白い体験」が空間オーディオで待っているかもしれない。
僕は、レビューのためにサービス加入してみたが、特にApple TVを空間オーディオで鑑賞するとシアターシステムで見ている感じがする。
質問3.音にこだわる方?それとも、コスパ重視?
Air3は、価格対音質で考えると、かなりコスパ。この音で5,000円ならびっくり。そんな感じ。
対してAirPods第3世代は、Air3より1段上の音質。しっかりとした低音もありつつ、中音、高音域までキレイに鳴る。
一段上ではあるけれど、Apple製品を2台以上使っていない。Appleのサブスクサービス利用していないって場合は価格差ほどの音質さではないのかもしれない。
まず、大事なのは「パッと聴けば、両方ともいい音」ということだ。音質を追求すべきか。手軽に買える価格を選ぶか。どちらも正しい選択だし、どちらでも後悔はしないと思う。
コスパなイヤホンは、もし無くしても買い替えやすいのがイイよね
SOUNDPEATS Air3 まとめ
今回はハイコスパなインナーイヤー型ワイヤレスイヤホン「SOUND PEATS Air3」をレビューしてきた。
総合評価8.0 / 10
SOUNDPEATS Air3 ¥5,000前後(実勢価格)
○5000円とは思えない響き渡る音の世界へ
○アプリ対応で音質を自分好みに
○片耳4.0gと軽いから、長時間使用でも楽
○ハイレゾ級が楽しめるapt-XAdaptiveに対応
○ケースが小さくかさばらない
×出し入れしにくい
×装着検出が人によって誤動作しやすい
高音
中音
低音
装着感
使い勝手
コスパ度
価格¥5,000-前後で買えるインナーイヤホンの中では最強レベルだ。
カナル型(耳栓タイプ)が苦手な人。いい音のながら聴きイヤホンを探している人にオススメしたい。
今回紹介したライフガジェット
SOUNDPEATS Air3
SOUNDPEATS Air3
、アプリ対応、ハイレゾ級コーデックと、価格¥5,000-前後とは思えないクオリティを感じてほしい。
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