AirPods 第3世代 レビュー!「10の視点」半年使用者による徹底解説

AirPods第3世代をキッカケに、インナーイヤー型イヤホンの良さに夢中だ

AirPods 第3世代 レビュー!「10の視点」半年使用者による徹底解説

音質が大幅に強化された第3世代、半年使ったからこそのレビューをお届けしたい。

03 earphone #001
AirPods 第3世代

AirPods 第3世代のパッケージ

毎日の暮らしを「いい感じ」にするライフガジェットを紹介しているLife DIYのセガミです。

セガミの目
セガミの目

記事をご覧いただきありがとうございます!

今回は、全おっさんにオススメのイヤホンを紹介する連載企画「03イヤホン」の1回目。

紹介するのはAppleのAirPods 第3世代です。

Life DIYとは

ライフガジェット投資家|セガミシンゴが、自ら投資した「これは価格以上に暮らしをより良くするライフガジェットだ!」と認定したものだけを集めた投資レポート集です。


この記事は、AirPods 第3世代は「良さそう!だけど、23,800円かー。。うーん。」と購入検討している方に向けたもの。「03イヤホン」はこのAirPods 第3世代のこの記事をスタートに、代わりになるコスパイヤホンも探す連載です。

今回はAirPods 第3世代を半年使い込んだからこそわかったことを、あらゆる角度でまとめてみた内容となっています。

「気になっていた部分の確認になればいいなぁ」と書きましたので、是非最後まで読んでみて下さいねー。

歴史的プロダクト「Air Pods」の進化に期待!

歴史的プロダクト「Air Pods3」の進化に期待!ケース表面


「Air Pods」と言えば、完全ワイヤレスイヤホンをメインストリームに押し上げた歴史的プロダクトだ。前モデル発売が2019年3月なので、AirPods第3世代は約1年半ぶりの新型となる。

うどんと揶揄されたデザインもAirPods Proライクに近くなり、音質が強化されたとのこと。

どんな音なのか?空間オーディオは?使い勝手は?

気になるところ。

早速レビューをしていこう。

まずは、結論からどうぞ!

結論とポイント
AirPods 第3世代を約半年間使用した結論

AirPods 第3世代を約半年間使用しした結論。いいところと気になるところ

総合評価9.0 / 10

AirPods第3世代 ¥23,800ー

○インナーイヤー型ってホンマにええやん。

○音質が満足できる納得の仕上がり

○空間オーディオが楽しい

○Apple製品なら即ペアリングが楽!

×やっぱりLightningですやん

×ケースがツルツル怖い

8.4

高音

8.5

中音

8.3

低音

9.0

装着感

9.6

使い勝手

8.0

コスパ度

日常使いかつ、長時間使うなら本気でオススメできる1品。カナル型(耳栓タイプ)が長時間だと辛い…。という人には更に全力でオススメできるインナーイヤー型イヤホンだ!

スペック・仕様一覧

・価格
23,800円税込

・チップセット
Apple H1 ヘッドフォンチップ

・オーディオテクノロジー
空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング/アダプティブイコライゼーション/専用の高偏位Appleドライバ/専用のハイダイナミックレンジアンプ

・マイク
デュアルビームフォーミングマイク/内向きのマイク

・耐汗耐水性能
耐汗耐水性能(IPX4)

・バッテリー
AirPods
1回の充電で最大6時間の再生時間(空間オーディオを有効にした場合は最大5時間)/1回の充電で最大4時間の連続通話時間

AirPods(MagSafe充電ケース込み)
最大30時間の再生時間/最大20時間の連続通話時間/充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生時間&連続通話時間

・充電ケース
MagSafe充電器、Qi規格の充電器、Lightningコネクタに対応

・接続
Bluetooth 5.0

・センサー
感圧センサー/動きを感知する加速度センサー/肌検出センサー/音声を感知する加速度センサー

・サイズ&重量
・AirPods(左右各)高さ:30.79 mm/幅:18.26 mm/厚さ:19.21 mm/重量:4.28 g

・MagSafe充電ケース
高さ:46.40 mm/幅:54.40 mm/厚さ:21.38 mm/重量:37.91 g

・コントロール
1回押して再生、一時停止、電話に応答/2回押して次の曲にスキップ/3回押して前の曲にスキップ/長押しでSiriを起動

AirPods 第3世代をなぜ?購入したのか

AirPods 第3世代をなぜ?購入したのか

カナル型のイヤホンは好きなのだが、長時間使うとと痒くなったりして、僕には短時間用。

そのため、長時間使用時は密閉型のヘッドホンがメインだったが、家族に話かけられると全く気付かないため、問題があった。

ひとりで集中する時はヘッドホンがいいのだが、誰かといる空間で働いている時に良いモノがないかと探し見つけたのが、インナーイヤー型のイヤホンというジャンル。

ear pods iPhone付属イヤホン 有線だが、インナーイヤー型

「そういえば…、iPhone付属のやつインナーイヤー型やん!」とガジェットケースから出して試したところ、これがいい。音質は納得いかないが、長時間つけていても耳が痒くならない。話かけられても気づく!

セガミの目
セガミの目

インナーイヤー型 × ワイヤレス 買おうって即なったわ!

インナーイヤー型とカナル型との違いは解放感!

耳の穴にズボッと入れる耳栓タイプのカナル型(左)に対して、インナーイヤー型(右)は耳の穴の入り口に小さなスピーカーを置いているようなもの。もちろん耳の中にイヤーチップを入れないため楽。

イヤホン。カナル型とインナーイヤー型の違い

音量もそこまで大きくしなければ、周りの音もちゃんと聞こえるし、もちろん、家族に話かけられた時もすぐに反応できる!

カナル型が苦手な人はもちろん、集中したい時はカナル型。移動中や電車内など周りの音も聞こえる状態にしておきたい時はインナーイヤー型という使い分けもオススメだ。

セガミの目
セガミの目

カナル型が苦手な人。周りの音も聴きたい人って実は多い。このインナーイヤー型が解決策かも!

ガジェット好きが買うべき1台目のインナーイヤー型としてAirPods第3世代に

ガジェット好きが買うべき1台目のインナーイヤー型としてAirPods第3世代

ガジェット好きの僕としては、1発目のワイヤレス・インナーイヤー型イヤホンは「今後買うインナーイヤー型の基準となるような物」がいい。

第2世代のAirPodsも考えたが、もうそろそろ新型出そう説&音質的にどうなんだろ…というところがあり、新型を待つことに…。

それから数ヶ月後、Appleの発表会で第3世代の発表があって、即購入したのだ!

では、細かいレビューをどうぞ!

AirPods第3世代 「10の視点」半年使用者による徹底レビュー

1.デザイン:AirPods Proに近づいた見た目に

パッケージと付属品は相変わらずシンプル

AirPods第3世代のパッケージはAppleらしいシンプル。付属品も相変わらずシンプル

AirPods第3世代のパッケージはAppleらしいシンプル。同梱物は、左からLightning to USB-Cケーブル、MagSafe充電ケース(中にイヤホン左右)と、説明書ですね。

充電器は付属しないため、手持ちの充電器をつかう感じ。iPhoneユーザーなら使い回しすればいいですしね。

充電ケースはAirPods Proに似ている

AirPods第3世代の充電ケースはAirPods Proに似た感じに。

縦方向にやや長かった前世代と比べて、横長となりAirPods Proに似た感じに。重さ大きさは、AirPods Proに比べると少し小さい。そんな感じ。

充電は有線(Lightning)に加えて、ワイヤレス充電、そしてMagSafeに対応。

iPhoneで話題になった、あの磁石でくっついて充電できるってやつ。

セガミの目
セガミの目

僕は持っていないので、恩恵は無いっす!

表面には、LEDインジゲーターがあり、充電中は赤く点灯、充電が完了すると緑に点灯。

AirPods第3世代の充電ケース。LEDインジゲーターがあり、充電中は赤く点灯、充電が完了すると緑に点灯。
開けると点灯。色で充電状況が分かる。緑なので充電OK

充電状況をケースのLEDで確認できる。常時点灯ではないが、ケースを開けると点灯するので、充電状況が使う前に分かるのはいい。

AirPods第3世代の本体はうどんが短く、装着感もUP!

AirPods第3世代の本体はうどんが短く、装着感もUP!

イヤホン本体は、インナーイヤー型(開放型)のイヤホン。本体からうどんが伸びる、従来のデザインを踏襲したものの、大きな進化を遂げている。

Proとの違いはカナル型ではなく、インナーイヤー型

AirPods第3世代はカナル型ではなく、インナーイヤー型のイヤホン
AirPodsのProとの違いは、イヤーチップのない、インナーイヤー型(開放型)であること。

AirPodsのProとの違いは、イヤーチップのない、インナーイヤー型(開放型)であること。

当然、カナル型と比べると、遮音性や音楽への没入感は失われるものの、周囲の音も聞こえるので、外で着けても危なくないし、誰かに声を掛けられてもすぐ気づけるというメリットもある。もちろん、カナル型ではないので、ノイズキャンセリングは無い。

前モデルよりうどんが短く

耳からうどんと揶揄された、AirPodsのステム部分。AirPods第2世代と比べるとヘッドから伸びるステム部分が、短く、AirPods Proとほぼ変わらない長さに。

装着感はUPで、心配なーし

ヘッド部分が少し大きくなったAirPods 第3世代は「装着感がUPした!」という声が多い

ヘッド部分が少し大きくなったAirPods 第3世代は「装着感がUPした!」という声が多いが、僕の印象も同じ。

しっかりハマって、走っても怖くない。ズレる、外れるっていう心配はしなくて大丈夫。しっかり収まっていてGood!

耳が小さい人は逆に装着感が前モデルよりも下がる可能性があるので、店頭でチェックすることをオススメしたい。

2.重量:両耳8.6gと軽く気にならない。

AirPods第3世代は両耳8.6gと軽く気にならない。

イヤホンは片耳4.3g、両耳で8.6gで、完全ワイヤレスでも軽い部類。そのため、長時間着けていても気にならない。

3.操作:2世代:タッチ→3世代:つまむで、誤操作がしにくく

AirPods第3世代の操作は2世代:タッチ→3世代:つまむで、誤操作がしにくく

AirPods 第3世代は旧AirPodsのタップ操作をステム(短いうどん)の感圧センサーで処理する仕様に。そのため「タッチ」から「つまむ」に変化。タッチ操作だと、意図しないで触ってしまう「誤操作」も多いので、個人的には「つまむ」いい感じッス!

前モデルはタッチの当たり判定が弱いとの声も多かったため、仕様を変更したのかもしれない。人によって評価が分かれるつまむ型。あなたはいかがでしょうか。

左右で個別の設定はできなくなったため、一部のユーザーから不満の声も出てたようですが、僕はポンコツおっさん脳なので、このシンプルさは、Appleらしくて好き!

Apple的には操作増やすより、Hey Siriを使おうということかもしれません。「へいSiri」って外で言ったことないけどね。、

ちなみに操作方法はこんな感じ

AirPods 第3世代の操作方法

1回つまむ:再生・一時停止・電話応答
2回つまむ:次の曲にスキップ
3回つまみ:前の曲にスキップ
長くつまむ:Siriを起動
Hey Siri :様々な操作が可能

※左右共に同じ設定、設定の変更はできない。

4.最大再生時間は前モデルに比べて1時間UP

AirPods第3世代の最大再生時間は前モデルに比べて1時間UPのイヤホン単体で最大6時間

AirPods第3世は電池持ちがUP!イヤホン単体で前世代の5時間から6時間へ。

AirPods第3世代の最大再生時間はケース込みなら最大30時間に

ケース込みだと30時間楽しむことができる。1日中使っても、2日ぐらいは充電しなくてもOKぐらいな感じ。

バッテリーないやん…。

となっても

AirPods第3世代は充電ケースで5分じゅうでんすれば、約1時間の再生が可能。

AirPods第3世代のケースに入れて5分充電すれば、約1時間使えるのはいいよね。

5.防水性能UPのイヤホン・充電ケースともにIPX4対応に

AirPods第3世代はイヤホンと充電ケース共にIPX4等級。あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない。

第3世代は防水性能もUP。イヤホン本体はもちろん、充電ケースもIPX4対応になった!

IPX4とは

あらゆる方向からの水の飛まつを受けても有害な影響を受けない。

IPX4の定義は「水の飛沫を受けても有害な影響を受けない」なので、スポーツ中に汗で濡れてしまう。当然の雨で濡れてしまうぐらいでは大丈夫なぐらいの生活防水性能です。

6.接続性:最高&最強!だけど、強すぎてたまにウザい。。

ケースを開いた瞬間接続。うーん神。

2019年に導入した新しい「H1チップ」により接続を高速・安定化。デバイス切り替えは最大2倍も高速に。通話への接続も1.5倍高速に進化。

Appleはワイヤレスイヤホン・ヘッドホンにおいて「接続性の良さ、快適さ」が選ばれる大きな理由であると、初代Air Podsの時に理解して強化。AirPods 第2世代と同じく、第3世代は更に iPhone⇄iPad⇄Macのデバイス切替はマジで楽。

AirPods第3世代の初期設定方法

1.iPhoneのBluetoothがオンになっているか確認
2.ケースを開けて、近づけるだけ
3.画面に表示される指示に従って進めるだけ
(iOS 15.1、iPadOS 15.1以降にupdate済の場合)

AirPods第3世代の接続方法はAndroid端末など、他のデバイスへの初期設定は、ケース背面の設定ボタンをランプが白く点滅するまで長押し。「設定」の「Bluetooth」からAirPodsを選択する。

Android端末など、他のデバイスへの初期設定は、ケース背面の設定ボタンをランプが白く点滅するまで長押し。「設定」の「Bluetooth」からAirPodsを選択する。

iPhone、iPad、Mac併用者こそ、快適性がヤバい

普段から作業時には、iPhone、Macbook AirとiPad Pro11を使っている。他のイヤホンとAir Podsの違いは、デバイス感の接続性の早さ。マルチペアリングやマルチペアリングとまた違う、この快適性はヤバい。

つながり過ぎて、たまにウザい

ただし、、接続性が良すぎて、つなぐつもりのない端末をいじると、、すぐに「接続しますか?」と通知がくるのは、ちょっとウザい。

7.音質:AirPods 3はすげー進化

AirPods第3世代の音質は、AirPods(第2世代)よりも驚くほど向上。上位モデルのAirPods Proに近い音に進化を遂げている。

音質は、AirPods(第2世代)よりも驚くほど向上。AirPods第3世代は上位モデルのAirPods Proに近い音に進化を遂げている。

ユーザー評価の高い、接続性に加えて、今回は音質も強化。空間オーディオ対応により、他のイヤホンとは違う楽しい音楽体験を与えてくれている。

AirPods第3世代 音質の特徴

アップル的には「新設計のドライバとハイダイナミックレンジアンプにより、低音域をパワフルに、解像度の高い、澄んだ高音域」が特徴の音質とのこと。

iPhoneを中心としたApple製品を持っていればいるほど、AirPodsはデバイス間の接続切替、安定性といった「使いやすさ」が高い。「音質はあれだけど、楽だから使っちゃう」という人が多かった印象だ。

しかし、今回はAirPods前モデルの評判を覆すほどに、音質が改善されている。


個人的には低音から高音まで、しっかりと鳴っていて、解像度も予想以上にあり、聴いていて楽しくなる音質だと思う。ただし、ハイエンドヘッドホンのような解像度とくらべると、ややボワっとしている。そんな感じだろうか。

ー低音域
インナーイヤー型の弱点である「低音が出づらい」が、感じられないほどに、しっかりとした低音を感じることができる。無理に強めている感じもないのがいい。空間オーディオをONにするとより明瞭化する印象だ。

ー中音域
澄んだ適度な解像感があり、ボーカルも綺麗に聞こえる。

ー高音域
高音の伸び、響きもあるが、すこしボワついた印象もある。

「楽しく心地いい」に尽きる

カフェとかで作業していると、あれ、スマホから音鳴らしてしまった?と感じることがある。あまりにも自然でイヤホンから聞いている感じがしない。イヤホンというよりも、近くの大きめのスピーカーから鳴っているような感覚になる。

これは、Appleに買収される前のBeatsイヤホンを使った時も感じたので、方向性としてBeatsから継承する音作りなのだろうか。自然・楽しいみたいな音づくりを心がけている感じがする。

重低音が好きな人は、Airpodsはインナーイヤー型(開放型)なので、元々苦手。さらに、重低音が強調された音作りではないため、「低音が欲しい」という人は向いてないかもしれない。

でも、普段使いにいい音で音楽や動画を楽しみたいという人にとっては、高音質で使いやすい、オススメできる音質だ。

8.空間オーディオで楽しさがU P!

登場当時話題になっていた「空間オーディオ」。早速、試してみた!

「音楽」の味わいを変える「空間オーディオ」

音量高めで目をつぶって聴いていると「頭の真ん中にボーカルがいて歌っている」感覚に。

原音に忠実なモニターライクな音質ではないし、解像度高めのイヤホンの音質ともまた違う楽しさがある。

空間オーディオとは

Dolby Atmosの技術を使い、自分の周り、前後左右・上下から音が聞こえ、よりリアリティを楽しめるもの。「空間オーディオ」はAppleのネーミング、同様のものに、SONYの「360 Reality Audio」やAmazonの「3Daudio」がある。

空間オーディオをONにするとリアリティが増して、より楽しい体験になる

空間オーディオには、2つのモード「固定」と「ヘッドトラッキング」があり、ヘッドトラッキングを選ぶと、頭の動きに合わせてオーディオが調整されるというものになっている。

「映画」がより高い臨場感で楽しめる!

「空間オーディオ」を体験してみたいと、Apple TVのコンテンツを見てみたが、これが楽しい!映画館で見ているような高い臨場感が楽しめる。Appleオリジナルのドラマも面白くハマっている。

9.マイク性能:AirPods第3世代の通話品質はどう?

外側の黒い部分はアコースティックメッシュを使用したマイクに。外での使用でも風切り音も抑えてくれる。

イヤホンの使用用途として、音楽や動画だけではなくZOOMなど、オンラインでのミーティングでの使用も考えている人も多いのではないだろうか。

そんな人には、通話品質に関わるマイク性能も気になるところ。

AirPods第3世代は、外側のマイクは黒色のアコースティックメッシュでマイクは通話中の風切り音を最小限に抑えつつ、デュアルビームフォーミングマイク内蔵。

AirPods Proと同様にクリアな通話品質。

通話はもちろん、オンライン会議にも対応できる品質となっている。

10.探すアプリ対応で、失くしたーって時も安心?

完全ワイヤレスイヤホンは、失くすリスクが高い。使ったことがある人は、ケースから着ける時、ケースに戻す時など、ポロッと落として見つからないー!という経験をした人も多いのではないだろうか。

僕もつい先日、気に入って使っていた完全ワイヤレス1台の右耳用が見当たらない。寝ながら音楽を聴いていたら、寝落ちして見当たらなくなった。かなりひっくり返して探してみたものの、1ヶ月たった現在でも見つかっていない。悲しい。。

AirPods 第3世代なら「探す」アプリに対応しているので、家で無くした場合は音を鳴らしたり、電波の方角を探すこともできるだろう。

外出先で無くせばさすがに、自分以外も含めた全国のiPhoneを経由して位置情報を知ることもできるが、、中々見つからないと個人的には思う。

しかし、家で無くした時にすぐに見つかる可能性が高いのは嬉しい。

AirPods第3世代を約半年つかってみた感想

AirPods第3世代を約半年つかってみた感想

3つのいいところ

その1.インナーイヤー型ってホンマええやん!

音楽をじっくり楽しみたい。音楽に浸りたい。そんな時には、カナル型のイヤホンやヘッドホンを使用している。しかし、音楽だけを楽しもうなんて時間は在宅勤務&家族持ちの僕には1日30分ぐらいのもの。

ほとんどの時間は、何かしながら聴いている。

そんな中、購入後使ってみて更に良さを感じているのが、インナーイヤー型のイヤホンこのAirPods 第3世代だ。

カナル型のような密閉された状態ではないため、自分だけに聴こえる部屋にあるスピーカーがあるようなもの。小さく鳴らせば、カフェで鳴っているBGMといった感じだろうか。

カフェと同様に話しかけられれば、すぐに気づくし。普通に話すこともできる。音楽を楽しみながら周囲とのコミュニケーションもしっかり取る。この両立が叶うのだ。

その2.音質は満足できる納得の仕上がり

自然で楽しい音色。原音から味付けはされているものの、その味付けの仕方がナチュラル。音圧も強すぎず、弱すぎない心地よい。解像度や定位感もある。

音量を上げても音が破綻することなく、キレイに鳴る。ノイズキャンセリングではないので、ボリュームを上げても当然周囲の音は聞こえるが、それはそれで部屋のスピーカーで聴いている。そんな感覚になるのだ。解像度は高いものと比べると少しくもっている感じもするが、日常的に楽しむなら十分高音質だ。

空間オーディオは楽しい!

気になっていた空間オーディオも楽しい。より定位感がハッキリして、頭の中にボーカルがいて歌っている感覚。特に映画を見てら迫力が増す、ちょっとしたシアターシステム感があるため楽しい。

その3.Apple製品なら即ペアリングがまー楽!

日頃からiPhone、iPad、Macと5台ほどの端末を使っているため、ペアリングの切り替えがこれまでは、手間だった。AirPods 第3世代は使っている端末にすぐに切り替えられるため、本当に楽で「あー繋ぎかえないとー」というストレスがない。

セガミの目
セガミの目

ホンマ、楽ってええよね。

2つの気になるところ

やっぱりLightningですやん。

イヤホン・ヘッドホン関係は好きで、かなり持っているが、ほとんどがUSB-Cのため、いつも間違う。「ああ、これLightningやん…」と刺そうとしてさせない。。煩わしさを感じる場面が多いのが気になる、、、。

ケースがツルツル怖い。。

AirPods 第3世代のケースは小さめ、握りやすい、そして滑りやすい。。
「これは落とすな…」と思って、コスパなESRケース購入を決めたほどだ。ちょっと触ってみて、落としそうと思った人はケースを買っておいた方がいいかもしれない。

AirPods 第3世代のケースは小さめ、握りやすい、そして滑りやすい。。
「これは落とすな…」と思って、コスパなESRケース購入を決めた

購入したESRのケースに入れた状態。ラバー素材のため、滑らずよい!カラビナいらんな。と思ったが、カバンの中で見つけやすいのでつけっぱに。

AirPods第3世代 半年使用のまとめ

総合評価9.0 / 10

AirPods第3世代 ¥23,800ー

○インナーイヤー型ってホンマにええやん。

○音質が満足できる納得の仕上がり

○空間オーディオが楽しい

○Apple製品なら即ペアリングが楽!

×やっぱりLightningですやん

×ケースがツルツル怖い

8.4

高音

8.5

中音

8.3

低音

9.0

装着感

9.6

使い勝手

8.0

コスパ度

マイナーアップデートだった第2世代から、大きくデザイン・音質共に進化を遂げたAirPods 第3世代。

他にないApple製品への接続性の快適さはもちろん。

低音が苦手なインナーイヤー型でありながらも、低音から高音までナチュラルで美しい進化したサウンドが楽しめる。

空間オーディオ対応がまた楽しい!あの曲も、あの映画も。違う感覚でもう一度楽しめるガジェットに仕上がっている。

オススメしたい人

イヤーピースを耳に入れると痒い、痛くなるなどカナル型が苦手という人はもちろん、周囲の音や様子を感じながら音楽も楽しみたいという人には本気でオススメできるライフガジェットだ。

iPhoneはもちろん、iPadやMacなどApple製品を日常的に併用する人には、接続の快適性や周囲の音も聞けるインナーイヤー型。そして音質も納得の仕上がりとかなり満足するはずだ。

今回紹介したライフガジェット
AirPods 第3世代

移動中の静寂や、集中するためのイヤホンを探している人には、カナル型ではないためオススメできない。

だけどiPhone、iPad、Macを日常的に使っていて、「手軽でいい音を楽しみたい」と思っている人なら満足できる仕上がりになっている。

気になる人は是非、一度試してもらいたい。


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