EDIFIER X2は、軽い、小さいのに、音もなかなか
スピーカーが有名なEDIFIERの人気インナーイヤー型イヤホンを試してみた
03earphone #007
EDIFIER X2
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ガジェット投資家|セガシンが、自ら投資した「これは価格以上に暮らしをより良くするライフガジェットだ!」と認定したものだけを集めた投資レポート集です。
今回はインナーイヤー型イヤホン 「EDIFIER X2」を試していきます。APPLEのAirPods 第3世代購入からはじまった、連載企画|インナーイヤー型イヤホン比べ「03earphone」の7回目です。
今回紹介するのは、イヤホンの中でも王道のカナル型(↑左)ではなく、イヤーピースの無く最近人気のインナーイヤー型(↑右)です!
・耳栓タイプのイヤホンが合わない、長く使えない人
・1日中使っていても疲れないイヤホンを探している人
・安くて使い勝手の良いイヤホンを探している人
それでは、「EDIFIER X2」の結論として「総評」をお話しつつ「3つのポイントで詳しく紹介」します。さらに人気の「「ノキア Essential E3103 」」や「SOUNDPEATS Air3」といった「インナーイヤー型イヤホンとも比較」をしていきますね!
それでは総評からどうぞ!
EDIFIER X2の総評
総合評価7.0 / 10
EDIFIER X2 ¥4,000-前後
○片耳3.5gの超軽量で、長時間使用でも楽
○クールなモニターライクな音質
○ゲームモードで動画視聴にも良い
×アプリ対応無し
×対応コーデックが少ない
高音
中音
低音
装着感
使い勝手
コスパ度
Bluetooth | 5.1 | 再生時間 | イヤホン単体:約7時間 ケース込み:約28時間 |
コーデック | SBC | 充電時間 | 不明 |
ドライバー | 13mmダイナミックドライバー | 充電端子 | USB-TypeC |
アプリ | なし | 重量 | イヤホン片耳:約3.3g ケース込み:約32.5g |
ノイズキャンセリング | マイクのみノイズリダクション | 防水・防塵規格 | IP54 |
外音取り込み | 無し | ゲームモード | あり |
自動装着検出機能 | 無し | 保証 | 12ヶ月 |
マルチポイント | 無し | 価格 | ¥4,000-前後 |
価格が¥4,000-前後とは思えないほど、弱点の無いバランスの取れたインナーイヤー型イヤホンとなっています。どうバランスが取れているのか。3つのポイントでチェックしていきましょー!
EDIFIER X2 |3つのポイント
EDIFIER X2を「デザイン」「音質」「使い勝手」の3つのポイントで詳しくレビューしていきましょう。
EDIFIER X2 のデザインについて
①箱と内容物|最小クラスの小ささに凝った印刷
AirPods第3世代並みに小さな箱。印刷品質は高く、マットな質感に箔押しやニス塗り加工など凝っている。
内容物は以下の3点
1.充電ケース&イヤホン
2.USB-Type A to USB-Cの充電ケーブル
3.説明書の3点。
カナル型ではなく、インナーイヤー型のため、イヤーチップが付属していないのでシンプルだ。
②充電ケース|小さめで「ポケットに」も余裕
今まで6つのインナーイヤー型イヤホンを比べてきましたが、その中でも小さな部類の充電ケースとなっています。AirPods第3世代(↑写真左)と同等の大きさです。
最小クラスのSOUNDPEATS Air3(↑写真右)と比べると少し大きいぐらい。
バックにはもちろん、パンツのポケットでも余裕!
表面と裏面はツヤ無しのブラックで、側面はツヤありとなっている。
③重量|イヤホン単体 3.4g、ケース込み32.5g
イヤホンは片耳3.4g(実測値)となっていて、装着していても気にならないぐらい軽い。
ケース込みでも32.5gのため「メインイヤホンとは別にサブイヤホンとしてバックに入れておく」という使い方も小さい、軽いに加えて価格が¥4,000ー前後なので気軽に決断できるのもいい。
小さく、軽い!しかも安くて買いやすいのはGOOD!
④イヤホン本体|軽量×小型=着けっぱなし運用も可能
EDIFIER X2は片耳3.4gの小ぶりのスティック型だから、装着感がよく着けっぱなしでも疲れない。
周りの音も聞こえるインナーイヤー型なので、着けっぱなしで1日中過ごすこともできる。音を小さくすれば、音楽聴きながらでも会話が可能だ。
⑤カラー展開
カラー展開は定番のブラックとホワイトの2種類。僕にとってEDIFIERは黒のスピーカーのイメージがあったため、ブラックを選んだ。
完全にこれは好みの問題なので、好きな色の方を選ぶことをオススメしたい。
EDIFIER X2 の音質について
総合音質7.0 |高音7.5 / 10|中音7.5 / 10|低音6.5 / 10
○クールでモニターライクな音質
○音の粒が見えやすい
○ゲーミングモードで動画視聴に良い
×聴き疲れしやすいかも
<総合音質7.5 | クールなモニターライクな音質>
・高音7.5 / 10|解像度高く聞こえるが、やや耳に刺さる
・中音7.5 / 10|ボーカルとの一体感が強い
・低音6.5 / 10|鳴っているが比べると存在感は弱め
EDIFIER X2は、13mmのダイナミックドライバーを搭載。全体的な音質は、ウォームな音質というよりクール。音源の音を素直に聴かせる解像度の高い音。音場は狭めで近くからいろんな音がハッキリと力強く聞こえるといった印象だ!
中高音が得意で、低音はちゃんと聞こえるがズンズンくる感じではないので、低音好きの人は、ANKERの「Soundcore Life Note 3S」の方が同じインナーイヤー型イヤホンであればオススメできる。
ゲーミングモードを搭載しつつ、モニターライクな音でもあるので、動画視聴にも向いたイヤホンになっている。
モニターライクなため、音量が大きいとやや聴き疲れしやすいが、BGM的に周りの音も聞こえつつ音楽を楽しむには音像がハッキリしている分、音量が小さくても聞こえやすいというメリットを使っていて感じた。
周りの音も聞きつつ音楽を楽しんだり、スマホで動画などを楽しんだりといった使い方をする人に向いたイヤホンになっている。
ケースも小型でバッテリー持ちもいいので、サブイヤホンとしてバックに1つ入れておくという使い方もオススメしたい。
予算的にもう少し出しても「インナーイヤー型イヤホン」で音質にこだわりたい。という人には、「Sabbat X12 Ultra」がオススメです。
②マイク性能|悪くないが、オンライン会議での使用はオススメできない
マイク品質は、悪くはないが、良くはないといったなんとも言えない感じ。一応使えるが、クリアに音を届けられる感じではなく、ややこもって聞こえる。マイク品質は以前レビューした「ノキア Essential E3103 」より高く「Soundcore Life Note 3S」と同等といった品質となっている。
MacBook Airの内蔵マイクの方がクリアに音声は拾えるので、オンライン会議用に自分の音声を届けるマイクとしての使用も考えているなら「Sabbat X12 Ultra」というインナーイヤー型イヤホンをオススメしたい。
EDIFIER X2 の使い勝手について
①連続使用時間|単体7時間、ケース込28時間で優秀
使用時間は電池の容量に比例するため、一般的にはイヤホン本体の大きさ、ケースの大きさに比例するところがある。
だが、EDIFIER X2は、本体、ケース共に軽量&コンパクトにも関わらず、イヤホン単体で7時間。ケース込みで28時間という連続使用時間はかなり良い。
過去レビューした「SOUNDPEATS Air3(写真下)」はイヤホン本体・ケース共に、EDIFIER X2より同等クラスの軽量コンパクトだが、連続使用時間はEDIFIER X2と比べると短め。単体5時間、ケース込で17時間となっており、コンパクトさに加えて、使用時間を求める人には、EDIFIER X2はオススメできるイヤホンだ
②通信品質|途切れず快適
EDIFIER X2はBluetooth 5.1チップを搭載しているため、通信品質は良好。自宅で試したところ、リビングにスマホを置き、リビングから一番遠い部屋の扉を閉めても接続が途切れることはなかった。
カフェなどの外での使用時でも、たまに途切れる程度で、通信品質は良好といえるものになっている。
③出しやすさ|刺すタイプでは取りやすい
イヤホンには、AirPodsと同じで刺して収納する場合と、置いて収納するタイプがある。
基本、取りやすいのは置いて収納するタイプ(写真下:Soundcore Life Note 3S)だが、EDIFIER X2は刺して収納するタイプの中では、取り出しやすく、収納しやすいタイプと言えるだろう。
④持ち運び|小さく握りやすい形状がいい!
丸みを帯びた「薄い卵型の充電ケース」のため、握りやすく持ちやすい。表面も側面以外はマット加工のため、すっかり滑って落とすことも少なそうな印象。
卵のように丸みを帯びていて、握りやすいのがいいよね。
⑤防塵防水性能|IP54のため、日常的にストレスフリーっす
IP54の防塵防水性能とは、防塵性能が5等級、防水性能が4等級ということ。
塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない
あらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない
となっているため、日常的なほこりや雨が少し降ってきたぐらいでは使用上問題なく使える防塵防水性能となっている。
⑥タッチ操作|音量UP / DOWNがあれば完璧だったが、、
タッチ操作は、一般的で慣れれば操作はしやすい。残念なのは、タッチ操作で音量の調整ができないところだろうか。
音楽操作 | L | R |
再生 / 停止 | 2タップ | 2タップ |
曲送り | ー | 3タップ |
曲戻し | 2タップ | ー |
音量UP | ー | 2秒長押し |
音量DOWN | 2秒長押し |
電話操作 | L | R |
着信の応答 | 2タップ | 2タップ |
終話 | 2タップ | 2タップ |
着信の拒否 | 3秒長押し | 3秒長押し |
その他 | 操作方法 |
Siriなどの音声コマンド起動 | LR共通:3秒長押し |
ゲーミングモード切替 | Lを3タップ(ON/OFF) |
比較|EDIFIER X2 vs 同価格帯インナーイヤー型イヤホン
EDIFIER X2 vs ノキア(NOKIA) Essential E3103
長時間着けっぱなしでも気にならない「装着感」と「軽さ」を両方とも持っているが、音の傾向がまったく違うのがポイント。
音像自体がハッキリしているのがEDIFIER X2。クリアで柔らかいのがノキア(NOKIA) Essential E3103 といった感じだ。
音自体をより楽しめるならEDIFIER X2。BGM的にながら使用にはノキアの方がオススメ。
動画視聴が使用用途として多い場合には、今回紹介しているEDIFIER X2の方が低遅延モード(ゲーミングモード)があるので、オススメだ。
ノキア(NOKIA) Essential E3103 レビュー!クリアな音質で「ながら使用」最高説EDIFIER X2 vs SOUNDPEATS Air3
ケース自体の小ささ。イヤホン本体の軽さは両者とも互角。音質はまったく異なり、艶やかで響きのある音に包まれる感覚が味わえるのがSOUNDPEATS Air3。音をハッキリと聴くことのできるのがEDIFIER X2となる。
音楽を聴くことがメインであればSOUNDPEATS Air3の方がアプリでのイコライザー設定でより自分好みにカスタマイズも可能なのでオススメ。
音楽だけでは無く、動画視聴も多いという場合には、EDIFIER X2をオススメしたい。
SOUNDPEATS Air3 レビュー!購入前に知っておきたい「9つのポイント」EDIFIER X2 まとめ
総合評価7.0 / 10
EDIFIER X2 ¥4,000-前後
○片耳3.5gの超軽量で、長時間使用でも楽
○クールなモニターライクな音質
○ゲームモードで動画視聴にも良い
×アプリ対応無し
×対応コーデックが少ない
高音
中音
低音
装着感
使い勝手
コスパ度
今回はスピーカーが世界的に有名な「EDIFIER 」のインナーイヤー型イヤホン「EDIFIER X2」を紹介してきた。
ケースが小さく、イヤホン本体も最軽量級のため、長時間使用でもとても楽。
音質はややフラット目のモニターライク。
大音量だと聴き疲れしやすい傾向があるけれども、そこまで音量を大きくしないよという人にとっては、とても聴きやすい音質。
「ながら」で音楽をBGM的に聴きたい人に特にオススメできるイヤホンだ。
ゲーミングモードを搭載し、低遅延での接続が可能なため、動画視聴が多い人にもオススメ。
価格¥4,000ー前後で手に入るインナーイヤー型イヤホンとしては、これといった弱点のない、バランスのとれた1台になっている。
もう少し予算があるならインナーイヤー型ならこちらがベスト
予算がもう少し出せる人には、マイナーなのだが、このインナーイヤー型イヤホンには驚いた!
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EDIFIER X2
¥4,000ー前後で手に入る。インナーイヤー型イヤホンとしてはかなりオススメ。
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