Keychronは、K2、K8、K3と3台使ってきたが、75%レイアウトからファンクションキーを省いた65%レイアウトも気になる。。と購入
65%レイアウトのKeychron K6の使い心地はどうなのか。3ヶ月、毎日使ったからこそ分かる、詳細レビューをお届けしたい。
Keychron K6 レビュー
03 keyboard #005
こんにちは、ライフガジェットを紹介しているLife DIYのセガシンです。
キーボード、イヤホン、iPadなどを中心にレビューしています。
今回は、 デスクワーカーの最重要アイテム「キーボード」です。レビューするのはMacでもWindowsでも使える65%配列のKeychronのK6という人気のメカニカルキーボードです。
この記事では20台以上のキーボードを所有するキーボードマニアならではの視点でKeychron K6をレビューしていきましょう。
↓主なポイントはこちら↓
・何故、Keychron k6 を購入したのか。
・Keychron k6 とはどんなキーボードなのか。
・K2、K3、K8と何が違うのか。
・実際使ってみてどうなのか。
K6の購入を検討する人、気になる人のために、役立つために書いていきますよ!
それでは、自腹購入して約3ヶ月間、毎日使ったからこそ分かる詳細なレビューをどうぞ〜
この記事がオススメな人
・Keychron K6 が気になっている
・Keychron K2、K8とK6を迷っている
・キーボードはメカニカルが好き
・コンパクトな65%配列が気になる
・おしゃれで使い勝手のいいキーボードが欲しい
・Keychronは3台持ってるのにKeycrhon K6をなぜ買ったのか
・Keychron K6の5つの特徴!
・Keychron K6のここが好き&気になる!
・K2、K3、K8との違い
・Keychron K6の購入する時のポイント
Keychronとは|キークロンというブランド
すでにご存知の方も多いと思いますが、まずは簡単にKeychronについて。
「Keychron」とはクラファンで大成功を収めたイギリスのブランド。在宅勤務の流れ、コロナ、ゲーミング文脈で世界でも大人気のキーボードブランドとなっている。人気のせいか。戦略か・・・。現在では種類が多くどれを選んだらいいのか分からなくなるほど。
Keychronの公式サイトでは中国からの発送となっており、配送料も許容範囲。そのため、2018年ぐらいから日本でも徐々に人気がではじめ、今ではメカニカルキーボードの購入を考える人が一度は検討するブランドとなっている。
日本語配列も公式サイトで購入可能だが、日本ではKOPEK JAPANが代理店となって、JIS配列×人気モデルをAmazonでも販売している。
Keychronを3台も持っているのにKeychron K6を何故、購入したのか
2015年〜2019年の5年間、静電容量無接点方式の心地よい打鍵感とミニマム配列で人気のHHKB(Happy Hacking Keyboard)を使用しており「もうこのキーボードしか使わん!」となっていた。が、、デザイン面での圧倒的な好みから2020年「Keychron K2」に乗り換えた。
K2移行後は、JIS配列からUS配列への生産性低下。誤入力を減らすために、Keychron K8の購入を経て、外出用キーボードとして薄型ロープロファイルのKeychron K3を追加。すっかり、US配列じゃないと入力できない体に。
自宅(K2)、事務所(K8)、外出用(K3)の3台で満足と思っていたのだが「よりミニマムにしたい」という心の声に従い筐体が小さくなる65%配列のKeychron K6を購入したのだ。
過去購入のKeychronシリーズの記事はこちら
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Keychron K6 |5つの特徴を徹底解説
それでは、Keychron K6の5つの特徴をみていきましょう。
Keychron K6 5つの特徴
1.メカニカルで心地よい打鍵感とホットスワップ対応
2.65%配列のコンパクトかつ十分なキー配列
3.武骨でインダストリアルなレトロデザイン
4.Mac / iPadOS、iOS | Windows / Android対応
5.安定した心地よいタイピング
K6のスペック、内容物、付属品が気になる人は下を展開して確認して欲しい。
商品名:Keychron K6
トータル・キー数:68キー(US)
マルチメディアキー:12キー
フレーム素材:アルミニウムとABS
キーキャップ素材:ABS
バックライト:18タイプ・調整可能な4レベルのRGB
対応システム:Windows/Android/Mac/iOS
バッテリー:4000mAh充電可能なリチウムポリマー
Bluetooth作動時間::最大240時間(LED OFF時)、最大68時間(LED ON時)
充電時間:3時間
接続:Bluetooth及びUSB TYPE-C
Bluetoothバージョン:5.1
サイズ:プラスチックバージョン|313 x 104mm、アルミニウムベゼルバージョン|317 × 107 共に高さ30mm(キーキャップフロント)/37mm(キーキャップリア)
重量:約664g
内容物:K3キーボードx1、USB-A to USB Type-Cケーブルx1、キーキャップ取外しx1、スイッチ取外しx1(ホットスワップ対応バージョンのみ)、ユーザーマニュアルx1
・裏表ペラのスタートアップガイド
・英語と中国語の説明書
・ケーブル
・キー引抜具(ホットスワップ対応購入の場合はキースイッチ引抜具も付属)
・Win用、替える用のキーキャップ
が、キーボード以外の内容物、付属品となっている
1.心地よいメカニカルの打鍵感。ホットスワップ対応も選択可能
独立したキースイッチが特徴のメカニカル式
メンブレン式やパンタグラフ式ではない、メカニカル式ならではの打鍵感がKeychornのキーボードの特徴。
Keychron K6はキーの押し心地を変えるスイッチを3種類から選択可能。Blue(青軸|重め)、Red(赤軸|軽め)、Brown(茶軸|中間)で、好みに合わせて選択できる。
ホットスワップ対応Verを購入すれば、キースイッチの交換がはんだづけの必要無しに簡単に可能。
重めの青軸から、やや軽めに茶軸に変更といったスイッチの変更も可能だ。
軸の違いによる打鍵感の差
・青軸 | Blue クリッキー:打鍵感があり、カチカチ音が大きい
・赤軸 |Red リニア:音が小さく、打ち心地が軽め
・茶軸 | Brown タクタイル :リニアとクリッキーの中間
Keychron K6 の選択肢
①VERSION(バックライト)
・White Backlight:白のみ
・RGB Backlight:18種類
・RGB Backlight Aluminum Frame:18種類
②SWICH TYPE(キースイッチ)
・Getron G Pro Mechanical:ホットスワップ非対応
・LK Optical:光学式キースイッチ
・Getron G Pro Mechanical(Hot-Swappable):ホットスワップ対応
③SWITCH OPTION(軸|キーの重さ)
赤軸(軽め) / 青軸(重め) / 茶軸(中間)
メンブレン式やパンタグラフ式は、1つのシート(基板)がキーの下のキーボード全面を多い、全てのキーをカバーしている。一方、メカニカル式は、1つ1つのキーに1つ1つスイッチが独立して配置されているので打鍵感が心地よいんですねー。
ホットスワップ対応のものは、この1つ1つのキーを外して付け替えることが可能になっているため、打鍵感を追求してキースイッチを変更して試すなどができる。
2.「 65%配列 」のコンパクトかつ十分なキー配列
Keychron K6の特徴は「65%」配列ということ。フルサイズキーボードから、テンキーを省略したのがテンキーレスキーボード(いわゆる80%や75%配列)。そこからさらにファンクションキーの行を省略したのが「65%配列」です。
人気のKeychron K2との違いは、横1列分が無くなり、縦方向にコンパクトになる(写真上)。
矢印キーや記号類などよく使うものは残しつつ、使用頻度の低いキーを省略。ミニマムでありつつも、必要十分なキーが揃っている。
メカニカルかつ、ノープロファイルのでかい筐体を、できるだけコンパクトにしたい!という人が行き着く先が、65%配列となっている。
3.武骨でインダストリアルなレトロデザイン
おなじみのブラック&グレーのキー配色
KeychronのKシリーズは一部を除きキートーンが同じ。
Keychron K2のデザインに惚れて、足を踏み入れたKeychron沼。その後、K8→K3→Keychorn K6と購入していますが、ブラック&グレーのトーンが変わらないが嬉しい。
デザインが好きだけど、他のキー配列が気になるという人も多いはず。
特にKeychronのKシリーズは、デザインの印象がモデルによりあまり変わらないので、他のモデルに買い換えしやすい点がいい。
アルミフレームなら。武骨感マシマシ
Keychron K6は、フレームをプラスチックフレームとアルミフレームの2種類から選ぶことができます。
プラスチックフレームは縁がスリムで、スタイリッシュ。下写真のようにアルミフレームは縁があり、よりボテッと武骨感がUP。選ぶフレームで印象が違う。
落ち着きとレトロ感を感じる業務用感のあるデザインがいいんすよ。
武骨感よりも重さが気になるって人は、プラスチックフレームの選択がおすすめです
4.Mac / iPadOS、iOS | Windows / Android対応
Keychronは、マルチOS対応。さらに完璧なMac対応がいい。
サードパーティ性は、シェアの大きなWindowsを基本として「Macも対応はしてますけど・・・」感が高い。
キーキャップが納品時Mac対応キー装着。サイドスイッチをMac,iOSに設定すれば、何のストレスもなくMacで使える。
もちろん、Windows PCでもサイドスイッチをWin,Androidiに設定キーキャップを付属のWin用に変えれば完全対応する。
さらに、iPadオタクとしては、iPad OS、iOSにも対応して、iPad用のキーボードとしても快適に使える点は、Macをメインマシンにしている人には大きな特徴の1つだ。
これさえあれば、MacもiPadもWinも楽々使えるのがいいよね
5.安定した心地よいタイピング
キーボードのタイピング体験は、メンブレン式、パンタグラフ式、メカニカル式といった入力方式や青軸、茶軸、赤軸といったキースイッチ、キーキャップの素材、キーボード自体の剛性や重量など、多くの要素が掛け合わさり生まれる。
Keychron K6は、タイピング体験が良好だ。デスクワーカーにとって触る時間の多いキーボードだからこそ、タイピング時間の心地よさは是非味わってもらいたい。
もし、メカニカル式は普段から使っていて、最上級の打鍵感を味わいたいという人には、Kシリーズでは物足りないかもしれない。KeychronのVシリーズやQシリーズなど、上位モデルの検討がおすすめしたい。
以上の5つがKeychron K6の特徴となっている。
Keychron K6 の「ここが好き」
ここからは約3ヶ月がっつりと毎日使ってみて感じた「ここが好き」、「ここが気になる」をまとめていこう。
ミニマムな65%配列で、パームレストも不要、デスクが広くシンプルに
65%配列ならではのミニマムなデザイン
フルサイズキーボードから、テンキー、さらにファンクションキー列を省略した65%配列。
普段使いで使用頻度の高いキーは全て残しつつ、使用頻度が低いキーを省略。ノーマルプロファイルならではの存在感とミニマムさが合わさった見た目が好み。
デスクに鎮座するKeychron K6の心地よい存在感が気に入っている。
パームレスト無しでも快適
通常ノーマルプロファイルのメカニカルキーボードではパームレスト必須と言われる。
しかし、Keychron K6は必要最小限のキー配列のため、パームレストが無くても十分快適にタイピングが可能。
デスクにパームレストが無しでミニマムに使える点がかなり気に入っている。
普段は、デスクマットの上にキーボード、右にトラックボールマウスを配置して使っている。
デスクスペースのスッキリ感
65%配列により、デスク上でのスペースを大幅に節約してくれている。
・限られたスペースでも快適なタイピングがしたい人。
・より多くのスペースをマウスやその他のアクセサリーに割り当てたい人。
にとっては特にメリットを感じるのではないだろか。
パームレストも不要になったこともあるが、デスクスペースがスッキリしたことは見た目に、心地よさを感じている。
ギリ、持ち歩ける。重さ、大きさ
Keychron K6 の65%配列のコンパクトさは、メカニカル・ノーマルプロファイルのキーボードを外出先で楽しむ選択肢をくれた。
Keychron K3の薄型ロープロファイルほどの気軽さは無いけど、ギリ持ち運びもできるサイズ感(317mm × 107mm)と重量感( 約664g )だ。
外出先では、MacBookの上にK6を置く、いわゆる尊師スタイルで使用。心地よいタイピングを外出先で楽しめることは、生産性にも繋がっている気がしている。
グッドなタイピングのためなら荷物が多くなってもよいよ。という人には、気合の外出用にもオススメっす。
高い剛性と安定感で心地よいタイピング
僕には心地よいタイピングのために重要視する3つのポイントがある。
1.メンブレン式やパンタグラフ式、メカニカル式といった入力方式。
2.キースイッチの青軸、茶軸、赤軸といった違い。(メカニカル式の場合)
3.キーボード自体の重さと剛性。
Keychron K6のアルミフレ—ムは剛性も高く、重すぎず重い重量があるので、打ちやすい。タイピングした時の安定性がいい。
もちろん、今まで使ってきたKeychron K2 / K8も同様に心地よいタイピングなのだが、K6の場合にはよりコンパクトに同等のタイピングが実現できている。
今回は、音が小さく、打ち心地が軽めな赤軸 (Red リニア)を選んだこともあり、軽い力で、サクサクっ、サラサラのタイピング体験が心地よい。
Keychron K6 の「ここが気になる」
キーの印字が少しごちゃつく
Keychron K6は65%配列のため、ファンクションキーとマルチメディアキーの印字が1番上のキー列にまとめて印字されている。(上部写真、最上部列)
65%配列により本体はミニマムになったためか、よりキー印字のごちゃつき具合が気になる。
無刻印キーを使うほどタイピング技術には自信が無いので、色味をもっと目立たない感じにしてもらえると嬉しかった。
ここについては、キーキャップの変更をしてみたいと思っている。
気になる点は、この1点のみ。全体としてはかなり気に入っている。キーボードとなっている。
K2、K3、K8とKeychron K6|買うならどれ?
僕は現在KeychronシリーズのK2・K3・K8を所有している。ここで人気のある3モデルとKeychron K6との違いについてまとめてみたい。
どれを選んでも正解なキーボードですが、使い方によってオススメが変わってきます。
Keychron K8・K2とKeychorn K6の比較
K8・K2・K6の3つのキーボードの主な違いはキー配列とキー数です。
テンキーレスキーボードの80%配列のK8、75%配列のK2、65%配列のK6と、徐々にキー数が少なくなっていきます。
・打ちやすさを優先するならK8。
・ファンクションキーをよく使用するならK2。
・打ちやすさとコンパクトさを求めるならK6。
が、おすすめ。
常に同じキーボードを使っていたいという人には、K2・K6は気合でギリ外出用キーボードとしても使えると思う。
違いとして、もう1点異なるのは、マウスやトラックパッドの使いやすさ。
K8に比べ横幅の短いK2・K6は、キーボードから近い距離にマウス、トラックパッドが置けるため体への負担も少なくなる。
まぁ、いろいろ書いてきたものの、毎日使うものなので、デザイン的に好き!で選んでしまっても全く後悔しないと思う。
個人的にデザインは、K2が1番好きだが、コンパクトさと持ち運び用として使えるK6が最近はメインとなっている。
Keychron K2・K3とKeychorn K6の比較
K2とK3は、75%配列で共通しているものの、ノーマルプロファイル(キーが高い)とロープロファイル(キーが低い)という違いがある。
今までMacBookのキーボードやMagic Keyboardといった低めのキーボードに馴染んでいる人には、ロープロファイルK3の方が慣れるのが早いので、オススメだ。
ノーマルプロファイル(キーが高い)に慣れている、挑戦したいという人は、ファンクションキーを使うのか、持ち運びはするのか、の2点でK2か、K6かを選ぶのがオススメです。
Keychron K6 まとめ
今回は最近大好きなキーボードKeychron K6についてレビューをまとめてみた。
Keychron K6は、ミニマム×メカニカル×ノーマルプロファイルを探す人にオススメ
ノーマルプロファイルのメカニカルキーボードを検討していて、できるだけミニマムなものを探しているという人には、Keychron K6は間違いないキーボードと自信を持って言えるものに仕上がっている。
最後に僕が購入したKeychron K6のカスタマイズについてまとめておきたい。各選択肢と今回僕が購入したものには★印をつけています。
どの軸がいいのか、、分からない…。という人には、キースイッチが変更可能なホットスワップ対応がオススメです。
購入を検討する際に、参考になれば
Keychron K6 の選択肢と僕の選択★
①VERSION(バックライト)
・White Backlight:白のみ
・RGB Backlight:18種類
★・RGB Backlight Aluminum Frame:18種類
②SWICH TYPE(キースイッチ)
★・Getron G Pro Mechanical:ホットスワップ非対応
・LK Optical:光学式キースイッチ
・Getron G Pro Mechanical(Hot-Swappable):ホットスワップ対応
③SWITCH OPTION(軸|キーの重さ)
★赤軸(軽め) / 青軸(重め) / 茶軸(中間)
他のKeychronのキーボードについての記事も下にリンクを貼っておくので、気になる人はそちらも読んでもらえると励みになります。
過去購入のKeychronシリーズの記事はこちら
Keychron K2 半年レビュー|デザイン最高のキーボード。使い心地はどう?Keychron K2 半年レビュー|デザイン最高のキーボード。使い心地はどう?
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