コロナ禍となり「家で働く」が基本となった。
「家で働く」はじまりは、Macbookのみでの作業。
ディスプレイが小さいので、作業効率が悪く、肩コリ、腰痛がひどくなった。
解決策は「大きめの外部モニター」。
そして、1年で3枚のモニターを購入。いろいろ試した結果、現在はこのモニターに落ち着いた。
【LG エルゴノミクス スタンド 4Kモニター】レビュー
おっさんのための「いい感じ」探し。LifeDIYの今回の記事は【LG エルゴノミクス スタンド 4Kモニター】レビューです。
LG エルゴノミクス スタンド 4Kモニター 基本スペック
- 解像度:4K(3840×2160)
- パネル:IPS非光沢 / 10bit表示対応 / DCI-P3 95%カバー
- 入出力端子:USB Type-C×1、HDMI×2、DisplayPort×1、USB3.0 2down
- スピーカー:大容量の5W+5Wのステレオスピーカー
- アームスタンド:スイベル左右各280度、チルト上下各25度、高さ調整130mm、ピボットに対応
- ハードウェアキャリブレーション(別売)対応
と、基本的な性能が高いのが特徴。
購入した4つの理由
1.USBハブからの卒業!
使用PCはMacbook Pro。USB Type-C端子が2つのモデルなので、常にUSBハブが必要な状態だった。
USBハブへ電源、キーボード、モニターと3本のケーブルが常に接続されていた。これによってデスク周りが配線でゴチャゴチャつくのが嫌だった。
【LG エルゴノミクス スタンド モニター】は、背面のUSB Type-Cから、映像入力、データ転送、接続機器の充電(USB Power Delivery)が可能。
さらに、背面の2ポートあるUSB Type-B端子もハブとして機能する。
上の写真のようにMacbook側にUSBハブもつけなくてもいい。
ディスプレイからケーブル1本運用だから「配線ゴチャゴチャ問題から卒業できる」点がポイントだった。
2.作業効率爆上げ!4K (3840×2160)の表示領域
サイト更新などの仕事が多い僕にとって、ウィンドウ切り替えせず作業できるかが、効率や集中に大きく関わる。
そのため、解像度の高い(ピクセル数が多い)、下の写真のようにウィンドウを並べて置けるのはすごく快適だ。
このサイト更新時には、左にPhotoshopとIllustrator、中央にWordpressと画像ファイル、右に検索画面を置いて作業している。
ーインチより解像度がポイント!
解像度について分かっていない時は「インチ数(物理的ディスプレイのサイズ)が大きかったら、作業領域が大きい」と思ってたが、表示できるピクセル数の方が大事だった。
理解してからは、同じインチ数でも解像度(ピクセル数)を見ることにした。同じインチでも解像度が低いものは当然安くなる。
また、ディスプレイは何年も使うものなので「解像度が高く最新に近いもの」が結果長く使えるし、コスパになる。
3.モニターアーム使用で「元の脚どうするの問題」が解決!
5年ほど前からモニターアーム派となった。位置を変えられるのはもちろん、モニターの中央部に脚がないと、デスクは圧倒的に広く使える。
でもモニターアームにした時に問題があった。
「この脚どうするか問題」、何も使い道のない脚。
1年で3枚購入したモニターのひとつ。一度使ってみたく購入した曲面ウルトラワイドモニター。現在は事務所で使用。現在はモニターアームをつけ、脚を外した。中央にある脚は捨てることもできず困っている。。。
「LG エルゴノミクス スタンド モニター ディスプレイ」は名の通りモニターアームをつける必要がない。
モニタアーム使用時の「元の脚どうするの問題」から解放された。その点もこのモニターアーム付きディスプレイを購入した大きな理由だ。
4.液晶タイプは視野角の広いIPSが正解
解像度と共に注意したいのが、液晶タイプだ。
1枚目のウルトラワイドモニターは4Kではなかった。その後、4Kモニターを買おうと2枚目となる4K32インチディスプレイを購入し、すぐに手放した。
その失敗は液晶タイプの選択ミス。
解像度は意識していたのだが、液晶タイプについてはそこまで違いがあると理解できていなかったため、IPS液晶ではなくVA液晶のものを購入した。
僕は写真の色調整をしたり、デザインもするので、色の再現性はとても重要な要素。
VA液晶の場合、正面から見ないと色がブレる。ディスプレイに向かっていると中央から左右の色が少し変化する、ブレる。
この色のブレが、仕事上支障が出たてため、より視野角が広く、色ブレが置きにくいIPS液晶にせざるを得ない状況になった。
色味に注意が必要な仕事がある人には、見落としがちな液晶タイプはチェックしておきたい。選択を間違えると買い直すハメになると思う。
これが、僕の【LG エルゴノミクス スタンド 4Kモニター】を購入した理由だ。
では、使用してどうなのか。3ヶ月使った感想をまとめてみたい。
3ヶ月使用の「良い点」と「残念な点」
「良い点」
・4K31.5インチ&IPS液晶で、作業効率UP!
やはり複数ウィンドウを開きっぱなしにしながら作業できるのは、本当に楽。
IPS液晶のため色もブレない。
作業効率はもちろん、集中力継続でも効果がでている。
・USB端子からMacbook接続で電源もハブもいらない
見てもらいたい。モニターからデスク背面へと配線を回しMacbookとケーブル1本でつながっている。
モニターから1本のケーブルをMacbookにつなげば完了。
今まで必要だったUSBハブも、電源ケーブル、HDMIも必要ない。
配線が見えないミニマムなデスクを実現できた。
これも、ディスプレイ側からケーブル1本で、映像入力、データ転送、接続機器の充電(USB Power Delivery)が可能なこと。ディスプレイ裏のUSB2端子がハブとして機能しているためである。
・モニターアームのどっしり感がよい
このモニターを買うまでは、エルゴトロンのモニターアームを使用していた。
【LG エルゴノミクス スタンド 4Kモニター】はモニターアームが最初からついているため、買わなくて済む。
しかも、エルゴトロンのモニターアームよりもどっしりとした支柱のため安定感があってよい。
「残念な点」
・アームの可動領域が狭い
エルゴトロンのモニターアームよりどっしり安定感がある点が気に入っている反面、可動域はエルゴトロンのモニターアーム(上写真)より小さいのが少し気になっている。
・曲面ディスプレイだとなお良かった
僕は目からディスプレイまで40㎝ほどの距離で作業を行っているため、32インチだと、右端、左端のウィンドウが少し見づらい。
2台前に34インチの曲面ウルトラワイドモニターを使った場合には、曲面だからかこの見づらさがなかった。
そういう意味では32インチの4Kワイドモニターかつ曲面タイプだとベストだったのかもしれない。
目からディスプレイの距離が近い状態で使う人は、曲面ディスプレイという選択もオススメしたい。
テレワークの効率には、ディスプレイの見直しがオススメ‼
「家で働く」がメインとなり、3台のディスプレイを購入し使ってきた。
間違いなく言えることは、小さなディスプレイは作業効率も悪いし、目の負担、肩コリ・腰痛の原因にもなる。
自分の仕事に合ったディスプレイが1台の投資で、効率UP、体への負担軽減、ストレス低下と効果が実感できるはずだ。
今回登場した製品
ー「LG エルゴノミクス スタンド 4Kモニター」
4Kの表示領域の広さ。IPS×非光沢の色再現性。さらに、ケーブル1本、ノートPC側に電源ケーブル不要の運用で、デスクがスッキリと集中できる環境に。
家のデスクが狭いという人はこのモニターアーム付きというのもポイントが高い。
Price:¥84,273-
ガジェット投資家|セガシンが、自ら投資した「これは価格以上に暮らしをより良くするライフガジェットだ!」と認定したものだけを集めた投資レポート集です。
●今回のLife DIYの特集は「働く」が家にやってきた!
14ヶ月の失敗と成功の記録をまとめています。特集記事からどうぞー。
INDEX
ー特集記事
ルームツアー|テレワークする家に模様替え「 家で働く 」14ヶ月の失敗と成功 2021年版「最強 デスクセットアップ 」オススメ11選