イヤホン、ヘッドホンとハマり。気づけば、、スピーカーを買っていた。
思わず、オーディオを揃えたくなる。音のある暮らしについて考えたくなる。素敵な本と出会いました。
＃オススメの1冊 004
Casa BRUTUS 特別編集 音のいい部屋。
A ROOM WITH SOUND
おっさんにこそ読んで欲しい1冊を紹介する＃オススメの1冊。4回目の今回はファッション的ドキュメンタリーなオーディオ本「Casa BRUTUS 特別編集 音のいい部屋」です。
いわゆるオーディオとインテリアを、人と部屋という切り口で伝えている良本なんです。機材中心に展開するオーディオ本とは違う「音の見える」「暮らしを感じる」コンテンツが素敵です。
「よりよい音で聴きたい！」が行き着く末に。
このLifeDIYの記事では、最近インナーイヤー型イヤホンの連載企画「03earphone」をよく書いている。
▼記事の一例
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何気ないキッカケからはじまったイヤホンのレビューだが、調べているうちに「イヤホン沼」へ。
「鼓膜から耳全体で聴きたい」と気づけば「ヘッドホン沼」へ。
さらに愛読書である漫画「BLUE GIANT」が悪かった…。以前紹介したジャズ プレーヤーの漫画なのだが、読む時にイヤホンでジャズを聴きながら楽しむように。
ジャズ自体の知識もなかったので、いろいろと本を読み漁っていると「ジャズ喫茶」という文化に出会う。良質なオーディオとレコードで聴くJAZZ。ジャズ喫茶で感じる音についての物語を読むたび、だんだんと更なる深みへと足を踏み出してしまった、、。
「いやいや、体全体で音を聴きたいんだ！」とスピーカーを調べだし、せっかくなら昭和の古いスピーカーが欲しいと中古市場を探す日々。
イヤホン沼、ヘッドホン沼、DACなどパーソナルオーディオの世界も十分ヤバいが、更にヤバいのが「ピュアオーディオ沼」と言われる世界だ！何百万のスピーカーはやっぱり格別みたいな異次元の世界が広がっている底なし沼だ。
底なし沼にハマる予定は無いが、結果「体全体で聴くオーディオ体験」も楽しい。
中古市場を狂ったように探し回って見つけたスピーカーとアンプ。半世紀前のスピーカーだが、心地よい音が鳴る。
音の世界へダイブしたら「心地よい暮らし」があった
インナーイヤー型イヤホンからハマった音の世界。ざっとまとめると、イヤホン→ヘッドホン→JAZZ→ジャズ喫茶→ピュアオーディオという順番。
この過程で購入した一冊が本日紹介する「Casa BRUTUS 特別編集 音のいい部屋」だ。
Brutus Casaは25年前からよく読んでいるが、インテリアや建築を中心としたカルチャー雑誌。マガジンハウスらしい、ビジュアル、デザイン、文章が、他にない心地よい良質なコンテンツを生み出している。
インテリアや建築を中心とした雑誌のため、オーディオっぽい特集でも切り口は空間と、その空間の主と、音のある暮らしについて。
機材にフォーカスがゆるい分、オーディオの知識の無い人でも「ああ、音のある暮らししてみたいなー」となれる。
あの人の部屋をのぞき見る
取材対象者の「音のいい部屋の住人たち」は豪華だ。
・デビュー前にジャズ喫茶のオーナーをしていた村上春樹
・独自のデザインで無垢家具人気を生み出したTRUCKの黄瀬徳彦
・DJ、音楽プロデューサーのテイ・トフワ
など、、
普段見られない、プライベート空間 × オーディオと、音楽に関わる物語の数々は、自分との音、音楽との関係性と環境について見直したくなる素敵な1冊だ。
音に触れたくなったらすぐに動ける包囲網
いい音のするアパレルショップやジャズ喫茶、ミュージックバーなどのお店紹介。
そして、レコードショップ、オーディオショップ、オーディオ機器の紹介まで。
いい音を聴いてみたいにも。
いい音をはじめてみたいにも。
応えてくれる編集がにくい！
音楽を良く聴く人に読んでもらいたい
もし、あなたの毎日に音楽と過ごす時間が好きなら。まだ、イヤホンやヘッドホンのみで楽しんでいるしたら一度読んでもらいたい。
鼓膜でも、耳でもなく、体で音を感じたくなるはずだから。
今回紹介した「オススメの1冊」
Casa BRUTUS 特別編集 音のいい部屋
A ROOM WITH SOUND
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