『 Soundcore Life Q30 レビュー 』 これは、、コスパ最強かもしれない。と思う理由を伝えたい

Soundcore Life Q30 嫁用に1万円以下で探して出会ったヘッドホン

Soundcore Life Q30 の立てた状態

ノイキャン、音質、アプリのイコライザー、十分楽しめる一品だ!

#音の沼のほとりで 002
『 Soundcore Life Q30 レビュー 』

Soundcore Life Q30 の全体像

「音って面白い!」妻用にコスパなイヤホン、ヘッドホン探しをはじめてから、音にハマっている。高くていい音を探すのもつまらないので「この価格なのにこの音は凄い!」というものを探しはじめた!

ここ5年のメインヘッドホンは以前紹介もした【Bose QuietComfort 35 ワイヤレスヘッドホン】だが、他も試してみたいもの。

1万円以下で良さそうなものを探して「聴いてみたい!」と思ったのが、今回紹介する『 Soundcore Life Q30 』だった。モバイルバッテリーやUSBハブなど、ANKER製品は長年愛用しており、信頼感もある。

「近年力を入れているオーディオ分野はどうなんだろ」という興味もあった。

Life DIYとは

ライフガジェット投資家|セガミシンゴが、自ら投資した「これは価格以上に暮らしをより良くするライフガジェットだ!」と認定したものだけを集めた投資レポート集です。

3ヶ月使い倒した感想はこんな感じ

よかった点

1.十分使える3種類のアクティブノイズキャンセリング
2.アプリのイコライザー設定で好みの音に
3.長時間着けても疲れにくい、軽量かつ軽い装着感

残念な点

1.ロゴが少し強調しすぎ
2.イヤーパッドの交換ができなそう

 セガミの目
セガミの目

8000円台で驚きの満足感。これは買ってよかった!

Soundcore Life Q30 の全体像

Soundcore Life Q30

Soundcore Life Q30とは

Soundcore Life Q30 の箱

モバイルバッテリーで有名なANKERが手がけるオーディオ部門「Soundcore」からリリースされているヘッドホン。

このQシリーズは、Q10、Q20、Q30、Q35 と現在4つの製品がリリースされており、このQ30は上位機種から2番目のもので、21年6月の購入時は最上級機種だった。

まずは開封!

Soundcore Life Q30 の箱、ケース、取扱説明書

箱を開けると、ケースと取説が入っている。

Soundcore Life Q30 のケース

ケースに高級感はないが、十分使えるレベル。この価格帯だと、謎の巾着という場合も多いが、しっかりケースは嬉しい。

Soundcore Life Q30 のケースを開けたところ

ジップをパカッと開けば、こんな感じで収まっている。

Soundcore Life Q30 に同梱のケーブル2種

充電用のUSB-TypeCケーブルと、有線使用時に必要なイヤホンジャック用ケーブルも付属

Soundcore Life Q30 の全体像

2〜3万円台のモデルと比べるとやや見劣りするが、十分質感のある外観

Soundcore Life Q30 のイヤーカップ内のLRの表記

LとRが大きく書いてあるのは良いよね。間違いにくい!

タッチ操作じゃなく、物理ボタンなのも良い!

Soundcore Life Q30 の右側の操作ボタンなど

右側のイヤーカップ側面には

左から、音量調節ボタン+ / 音量調節ボタンー / 再生一時停止ボタン / 3.5mmイヤホンジャック(有線使用時用)

Soundcore Life Q30 左側の操作ボタンなど

左側のイヤーカップ側面には、

左から、USB-TypeC端子(充電用)/ 電源ボタン / ノイズキャンセリングボタンと、誤操作がなく、操作しやすい、

Soundcore Life Q30の基本スペック

Soundcore Life Q30 の箱
  • 価格:ブラック¥8,990ー(税込)
  • 発売日:2021年1月13日
  • アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載
  • 専用アプリでカスタマイズ可能
  • 最大40時間(ACN on)/60時間(ACN off)の再生時間
  • 充電時間:約2時間
  • 有線時ハイレゾ再生可能
  • マルチポイント対応
  • NFCペアリング対応
  • 通信方式:Bluetooth 5.0
  • Bluetoothプロファイル:AVRCP、A2DP、HFP、HSP
  • 対応コーデック:AAC / SBC

8000円台という価格に全部乗せ!なスペック群。僕が特に注目したのが、以下の5点だった。

Soundcore Life Q30 注目スペック

Soundcore Life Q30 の全体像

1万円以下で3種類のアクティブノイズキャンセリング搭載

交通機関モード:エンジン音や路面騒音など低周波ノイズを最小限に
屋外モード:自動車の走行音や風など外出時のノイズを低減
屋内モード:室内空間で声や足音などの中周波ノイズを低減

Soundcore Life Q30 のアプリで豊富なイコライザー設定

「22種類のプリセット」と「カスタマイズ」と音質を自分好みにできるイコライザー設定がアプリでは可能。この点は詳しく後述したい。

ミーティングでも使えるハンズフリー通話

オンラインミーティング時に嬉しい「ハンズフリー通話」機能。内蔵マイクで通話が可能。通話応答もヘッドホンのボタン操作でOK!(Bluetooth接続時)

Soundcore Life Q30 はマルチポイント対応

2台の機器と同時接続可能なため、Bluethooth接続の切り替えなしで、スマホとPCの同時接続が可能で使いやすい。※一度に再生できるのは1台の機器のみ

長時間使用可能な軽いフィット感

形状記憶イヤーカップとヘッドバンド。15°まで角度調節できるイヤーカップで、高いフィット感を実現。

とこんなスペックが「いいなぁ!」と惹かれ購入したのだが、実際はどうだったのか。3ヶ月ほど、使い倒した感想をお伝えしたい。

Soundcore Life Q30 を3ヶ月使い倒した感想

よかった点
1.十分使える3種類のアクティブノイズキャンセリング

Soundcore Life Q30 のアプリ、ノイズキャンセリング設定
アプリ画面。ノイズキャンセリング、外音取り込み、標準の設定や、ノイズキャンセリングのモードが選べる

交通機関モード、屋外モード、屋内モードの3種類のモードがある。メインヘッドホンである3万円以上するBose QuietComfort 35と比べても遜色ないぐらいはノイズキャンセリングが効いている感じ。

3種類つかってみて、一番効いていると感じられる「低周波ノイズをカットする交通機関モード」をメインで使っている。

仕事中は、基本ヘッドホンをしっぱなし。音楽を掛けていない時も、ノイズキャンセリングを使用するだけで、集中モードに入りやすくなるので、仕事には欠かせない道具。

個人的に、イヤホンは長時間使用が苦手なので、仕事中はヘッドホン一択だ!

最近ではSoundcore Life Q30の使用頻度が増えて、その日の気分でBose QuietComfort 35と使い分けて楽しんでいる。

2.アプリのイコライザー設定で好みの音に

Soudcore Life Q30の音質は、バランスの取れたドンシャリ系。少し高音が弱い印象がありますが、分離感も解像度もあるので、しっかりと楽しめる。8000円台という価格を考えると、2万円台ぐらいの音質はあるのではないかというレベル。

これが、更にイコライザー設定で自分好みにできるイメージ。

ヘッドホン自体の性能も大事だが、音にハマってから大事なポイントだと思っているのが、このアプリによるイコライザー設定。

本体自体の音質を基本の力だとした場合、このイコライザー設定により、より好みにパワフルに変えることができる。

Soundcore Life Q30のイコライザー設定のポイントはなんといっても「22種類のプリセット」がいい。

Soundcore Life Q30 アプリの22種類のプリセット

どう設定すれば好みの音になるのか。素人にはわからないもの。でも、この22種類のプリセットを思うがままにタップすれば、音が変わるので「この音好きだな!」というものを見つけることができる。

僕が気に入っているのは「ラウンジ」というプリセット。

このイコライザー設定を更にカスタマイズして使用している。

ヘッドホンは基本仕事の相棒として長時間使用なので、バランスの取れたドンシャリ系というのが気に入っている。

3.長時間着けても疲れにくい、軽量かつ軽い装着感

ヘッドホンは仕事の相棒なので、着け心地がなんといっても大事。音が良くても、装着感が合わなかったり、首に負担がかかると長時間使用はキツい。

Soundcore Life Q30は、形状記憶イヤーカップとヘッドバンドがいい。

Soundcore Life Q30 のイヤーカップのクッション

肉厚でしっかりとフィット

Soundcore Life Q30 のヘッドバンドのクッション

ヘッドバンドもしっかりクッションでフィットしてくれる!

Soundcore Life Q30 のイヤーカップは15°まで角度調整可能

15°まで角度調節できるイヤーカップで、頭の形に合わせてしっかりと両耳にフィット!

と、使い勝手がいい。

記憶形状感はあまり感じられないが、フィット感は高め。側圧も弱めなので頭が痛くなる感じもない。

また、Soundcore Life Q30は264gと軽量。

重さは首の負担に直結するので、Soundcore Life Q30の軽量な点も負担が少なくてよい。

5時間ぐらい付けっぱなしという状態が多いが、フィット感が高く、首にも負担をあまり感じないのが、気に入っている。

残念な点
1.ロゴが少し強調しすぎ

Soundcore Life Q30 のイヤーカップロゴ

使用感の不満は全くなく、この価格でこの音質、使い心地は本当に凄い。しかし、デザインが少し残念。イヤーカップのロゴはゴールドで強調しすぎな点。

僕はミニマムでシンプルなデザインが好きなため、できるだけロゴなどの要素は目立たない方が好き。同色のロゴとかだったら良かったのにと思う残念な点である。

2.イヤーパッドの交換ができなそう

ヘッドホンは仕事の相棒のため、使用頻度と共に、使用時間も長い。その場合に必ずといっていいほど、イヤーカップがダメになる。

5年ほど愛用しているBose QuietComfort 35はイヤーカップをもうすでに3回ほど交換している。2年弱で、イヤーカップが傷み、交換を迎える計算になる。

今後はわからないが、現在交換用イヤーカップが単独で購入することができないため、交換できなそうというのが、愛用しているだけに残念な点である。

Soundcore Life Q30 のまとめ

Soundcore Life Q30 の箱

Soudcore Life Q30は、現在購入できるワイヤレスかつノイズキャンセリング搭載のヘッドホンではもっともコスパな製品のひとつである。

・使用十分なアクティブノイズキャンセリング
・バランス系ドンシャリ感にイコライザー設定
・長時間使用に適した音質と装着感

8000円台という価格を考えると、間違いなく買いの一品と言えるだろう。

今回紹介した製品

Soundcore Life Q30 の全体像

Soundcore Life Q30


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